ジ・エナミー、メアドを盗んでデビュー
今週、デビュー・アルバム『We’ll Live And Die In These Towns』が初登場でNo.1に輝いたジ・エナミーは、同僚のPCからメールアドレスを盗んだことでデビューのきっかけを掴んだという。
フロントマンのトム・クラークは、『The Sun』紙の独占インタヴューでこう話している。「リアム(・ワッツ/ドラム)がFed-Exのオフィスで働いてたとき、息子がバンドのマネージメント・カンパニーで仕事をしているっていう女性の隣に座ってたんだ。で、リアムは、彼女が昼休みで席を外してる間に彼女のコンピューターから息子のメールアドレスを手に入れたんだよ」
その後、彼にメールしマネージメントをお願いすることができた彼らは、マッドネスやエルヴィス・コステロをリリースしてきたStiff Recordsと契約。同レーベルが20年ぶりに世に送り出す新人バンドとなった。
ジ・エナミーのメンバー、クラーク(Vo/G)、ワッツ(Dr)、アンディ・ホプキンズ(B)は、全員まだ19歳。一夜にして成功を手にしたようにも見えるが、クラークは「俺たち、いいバンドなんだから当然さ」と話している。「俺たち、演奏もうまいし、いい曲を書いてる。こうなったのは当然さ。俺たちは、ものすごくいいバンドだからな」
Ako Suzuki, London






