上妻宏光、宝塚歌劇月組公演「MAHOROBA」の音楽を制作

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昨年のゴールドディスク大賞で「アルバム・オブ・ザ・イヤー 純邦楽の部」を受賞した津軽三味線の革命児・上妻宏光が、8月3日に初日を迎える宝塚歌劇月組公演「MAHOROBA」の音楽制作に参加、自身作・編曲の楽曲が劇中クライマックスシーンに使用されることが決定した。

宝塚の音楽は、外部の作曲家としては松任谷由実や谷村新司などの一流アーティストが担当してきたが、今回上妻の音を聴いた演出家である謝珠栄氏の要請に応えて実現した。

「MAHOROBA」は、古代日本の英雄・ヤマトタケルの物語。伝統芸能、民族舞踊を織り込みながら日本の四季の豊かさ、美しさを表現するショーで、月組のトップスター・瀬奈じゅんと娘役トップの彩乃かなみを中心に華やかなステージを繰り広げる。上妻の三味線が劇中色々なところに登場するが、圧巻はクライマックスの、ヤマトタケルと鬼との激しい戦いのシーン。上妻自ら作曲し、三味線を30本以上重ねて録音、さらに新しく改良した楽器<ベース三味線>を使用して表現した。今までの宝塚の舞台では聞いたことのない、新しい日本の音楽がお聴きいただけるだろう。

8月8日に発売される上妻宏光のニューアルバム『蒼風』には「MAHOROBA」より「天翔る鳥」、さらにNHK大河ドラマ「風林火山」の紀行テーマ曲として話題の「『風林火山』~月冴ゆ夜~」も収録している。

▲『蒼風』
上妻宏光 『蒼風』 8月8日発売 TOCP-26304
<収録曲目>
1、我風
2、草原の彼方
3、風林火山~月冴ゆ夜~ NHK大河ドラマ「風林火山」紀行テーマ曲
4、天翔る鳥 宝塚歌劇月組「MAHOROBA」劇中曲
5、焔‐ほむら‐
6、宵祭‐よいまつり‐
7、月ぬ美らさん夜 (つきぬちゅらさんよる)Feat.朝崎郁恵
8、祝い歌~天地開闢~ 
9、祈‐いのり‐
10、かごめかごめ
11、蒼乱舞 YOSAKOIソーラン祭り イリュージョンチーム テーマ曲
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