ハイヴス、新曲でもロックンロール街道まっしぐら

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秋にニュー・アルバムのリリースを控えているザ・ハイヴスが7月24日、ロンドンの100 Clubで300人の観客を前にスペシャル・ギグを行なった。新作のショウケース的な役割を担った今回のショウでは、噂されたファレル・ウィリアムス・プロデュースのトラックも披露された。

スーツ姿でステージに登場することでお馴染みの彼らだが、この夜は、通常のマフィア風スーツではなく胸元にエンブレムがついた学生服のようなジャケットを着用。そのせいか、小さな会場で間近に見るせいか、いつもより若く見える(一部メンバーを除く)。ステージが小さかったため、シンガー、ハウリン・ペレお得意のカンフー・キックばりの動きは見られなかったが、スピーカーによじ登ったり客席にダイブするなど、エネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれた。

ショウは、「F**king Good!」な出来だという新作からのニュー・トラック「Bigger Hole To Fill」でスタート。そのほか「Try It Again」、そしてファレル・ウィリアムスとのコラボ「Well Alright」などの新曲を披露した。この夜のライヴ・パフォーマンスを見る限り、新曲の中にはよりメロディカルになった印象を受けるものもあったが、「英語は俺たちにとって第二言語、俺たちの母国語はロックンロールだ!」というペレの言葉通り、彼らの原点であるロックンロール・スピリットは失われていない。彼らにはこれからも、ロックンロール街道をまっしぐらに疾走し続けてもらおう。

ハイヴスの4枚目のアルバム(タイトル未定)は、10月発売予定。バンドはこの後、ヨーロッパのフェスに出演。秋にはマルーン5の全米ツアーにジョインする。

Ako Suzuki, London
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