[短期集中全力レポート] Dir en grey in Europe 2007 WACKEN OPEN AIR編(1)

ポスト
▲Dir en greyのロゴはほぼ中央のナイスポジション、IN FLAMESの下の下あたり。
ドイツのハンブルク近郊で開催されている『WACKEN OPEN AIR』は、実に17年にも及ぶ歴史を持つヘヴィ・メタル・フェス。

「当初は本当に小規模な、フェスと呼ぶには程遠いものだった」と語るのは、当地出身のツアー・マネージャー、AC。彼にはRUNNING WILDのメンバーとして、このステージに立ったこともあるのだ(余談ながら僕はほぼ同じ頃、ハンブルクで同バンドの取材をしたことがある)。

しかし、この『WACKEN OPEN AIR』に、今、いちばん似つかわしい枕詞は「世界最大のメタル・フェス」。いわゆるメインストリーム系のポップ・アクトの出演が一切ない状態で、6万枚のチケットがソールドアウトに至っているというのだから、まさに驚異的だ。

ここでよく見かけるのは、たとえばこの写真のようなオールドスクールのメタル・ファン。「こんなヤツらをDir en greyは振り向かせることができるのか?」と感じる読者も多いことだろう。

しかし、実はこの写真、まさにDir en greyのライヴ中に撮ったものなのである。嘘じゃない。その証拠は次回の更新分にて。

文●増田勇一
この記事をポスト

この記事の関連情報