コブクロ、一人一人に届けた全国ツアー

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6/16の広島を皮切りに始まったコブクロの全国ツアー<NISSAN cube Presents KOBUKURO LIVE TOUR '07 “蕾”>、猛暑真っ盛りの8月12日、さいたまスーパーアリーナでライヴが行われた。本来、このさいたま公演がツアー・ファイナルの予定であったが、台風により延期された7月14日マリンメッセ福岡の振り替え公演が、8月18日にスケジュール変更となっている。

ギター&コーラスの小渕健太郎とボーカルの黒田俊介が「ファイナルへようこそ!」と声をあわせ、ライヴがスタートするや否や、1万9000人の満員の会場が総立ちで、一緒に盛り上がった。ツアータイトルとなっている「蕾(つぼみ)」では、亡き母親を思い浮かべ、小渕健太郎が涙する姿も…。

大阪で路上ライヴ活動からスタートし地道な活動を続けてきたコブクロ。地元の会場は満員にしてきたものの、東京での会場は半分しかうまらず、悔しい思いをしたと告白。

「1人1人の魂に届くように」この思いを持って活動を続け、<NISSAN cube Presents KOBUKURO LIVE TOUR '07 “蕾”>では、どの会場もチケットは即完売、ベスト・アルバム『ALL SINGLES BEST』は2007年の9月27日の発売ながら、今だにロングセラーを続けて当ツアー中に290万枚の売上げを突破、300万枚突破も目前に迫ってきた。2007年初のシングル「蕾(つぼみ)」は発売2週目にしてコブクロ自身初のオリコン・シングルチャート1位を獲得し、着うたはとうとう300万ダウンロードを記録した。

コブクロ初の大阪城ホール6daysや単独LIVEとしては最大会場規模となる埼玉スーパーアリーナでの2daysを含む、12都市24公演、過去最高の16万人を動員したツアー。日本全国たくさんの人が参加したが、一人一人の心に届くツアーとなった。
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