TOYONOが織り成す、ボサノヴァやサンバの心地よさ

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ブラジルの音楽と言えばリオのカーニバルなどに代表されるサンバのイメージが強いが、日本人TOYONOのつむぐブラジル音楽は、ボサノヴァやサンバをルーツに持つ、心地よいポップスだ。

ブラジルの公用語であるポルトガル語では、「アーティスト」を「アルチスタ」と呼ぶ。「アルチスタ」は詞や曲を書く人の事を指す。TOYONOは自ら曲を書き、そしてポルトガル語で詞を書くという、文字通りのアルチスタだ。そんなTOYONOは、自ら作った曲を表現する時はセレイアになる。

セレイアとはポルトガル語で人魚・マーメイドの事だが、綺麗な歌声の女性という意味を持つ。その曲が求めている歌声へと見事に変化していくTOYONOのセレイアぶりは、人気DJをはじめ多くのアーティストからゲスト・ヴォーカリストとしての参加依頼の多さからも容易に伺えるものだ。

そんなブラジリアン・ポップスのシンガー・ソング・ライターTOYONOの魅力は、ステージではよりいっそうの魅力を放つものとなる。

南青山にあるブラジリアン・ライブ・スポット「プラッサ・オンゼ」では、ディアヴォーチェ・レコーズから発売となったTOYONOのアルバム『ペリカーノ・ヘヴン』を記念して、2007年8月23日、TOYONOのライブが行なわれた。

昨今のブラジル及びワールド系音楽シーンの盛り上がりを裏付けるように、このTOYONOのライブは事前予約が数日で完売。当日も会場に入れなかったファンから「見えなくてもいいから、せめて音だけでも…」という熱心な要望があったほど。

なんと当日はパーカッションの巨匠マルコス・スザーノがライブに加わるなど、アルバム『ペリカーノ・ヘヴン』参加ミュージシャンたちも続々と登場する、実に贅沢な一夜となったようだ。

▲『ペリカーノ・ヘヴン』
アフリッシマ 試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019665

ドゥーナ・アレイア「砂と砂丘」 試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019664

daishimanebossa 試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019663

月影のアデウス 試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000019662



TOYONOは、9/8東京・原宿の「バーデイズ bar-dAZE」にて、当アルバムのサウンドプロデューサーでありギタリストの竹中俊二氏(g)とのデュオが予定されているが、一足先にTOYONOを体感したい方は、同じく9/8タワーレコード渋谷店5Fにて16時より行われるインストア・ライブがお奨め。こちらも竹中氏とのデュオによるパフォーマンスとなっており、同店で『ペリカーノ・ヘヴン』を購入した際にはライヴ後TOYONOにサインを入れてもらえるようだ。

ボサノヴァとサンバ・テイストを源流に持つ、TOYONOの極上のブラジリアン・ポップスを目と耳でぜひ確かめて欲しい。

TOYONOライブ情報
・9/8(土) 原宿 bar dAZE(バー・デイズ) 03-5412-0938
 with 竹中俊二(g)
・9/23(日) 青山 プラッサオンゼ 03-3405-8015
・10/13(土) 横浜 Motion Blue YOKOHAMA 045-226-1919
 special guest : saigenji
・10/20(土) 大阪 ROYAL HORSE 06-6312-8958
※スケジュール、出演ミュージシャンにつきましては追加・変更される場合があります。
問い合わせ http://www.toyonomoderno.jp
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