“ロックグループ” メロン記念日の全国ツアーが決定!

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メロン記念日のライヴハウスツアー<メロン記念日 ライブハウスツアー2007 ~LOCK ON!~>の初日が、横浜BLITZにて行なわれた。

ステージ上には、腐食したドラム缶や廃タイヤなど、『ウエスト・サイド・ストーリー』を彷彿とさせるセットの中、メンバーは9月5日リリースの新曲「お願い魅惑のターゲット」を含む全19曲を熱唱した。

ライヴの見所は、各メンバーのソロコーナーと、後半に展開される怒涛のアッパチューン。ソロコーナーでは、特に、そのグラマラスな肢体をステージ上でくねらせ、セクシーにオーディエンスを挑発するメロン記念日“セクシー担当”斉藤瞳に視線が釘付け。また、後半は限界点をも越えるほどにステージ、フロアーがヒートアップ! 初日はいたるところでモッシュが沸き起こったり、熱狂したオーディエンスがヘッドバンキングする姿まで見られた。

またアンコールのMCで、柴田あゆみが「重大な発表があります」と発言すると、観客席のいたるところから「辞めないでー!」の声。「ちょっと! 勝手に辞めさせないで!!」と柴田がひとしきりキレたあと、メロン記念日の全国ツアーの決定が発表された。ツアーは東名阪で12月からスタートする。なお、今回のライヴハウスツアーは横浜BLITZ2日間の後、9日にZepp Sendai、16日に新潟LOTS、23日名古屋ダイアモンドホール、30日大阪なんばhatchで行なわれる。


ハロー!プロジェクトと聞くと、多くの人は“アイドル・グループ”だと思うかもしれない。もちろんハロー!プロジェクトに属しているメロン記念日も、一般的にはアイドルグループだと認識されているだろう。が、しかし、最近のメロン記念日に関して述べるなら、完全にロック。ロックバンドならぬ、ロックグループという言葉こそ今の彼女たちを表すのにふさわしい。

ロックといえば、プロデューサーのつんく♂にインタヴューを行なった際、今後のプロデュース・ワークに関するキーワードとして“ロック”という単語を発していたのが何気にリンクしており気になるところだが(つんく♂のインタヴューは後日BARKSにて掲載予定)、なんにせよ、今年の後半、ハロプロの中でも最も“ロック”なメロン記念日が東名阪で暴れ回ることだけは確か。

キャリアもあり、パフォーマンスも十分に成熟しながら、なおも変化し続けるメロン記念日。この、他に類を見ない異質な4つの個性からは、当分の間、BARKSは目が離せそうにない…。


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