“ もしもアヴリルが日本人ならこんな感じ?” 「ナゴリユキ」の彼女がメジャーデビュー!!

ツイート
ハーフの女の子が半分英語で、かぐや姫の名曲「なごり雪」を歌い、そしてその曲がインディーズでバカ売れしている、というニュースを見たとき、“あぁー、イロモノか”とは思わなかっただろうか。

少なくとも私は思った。なぜなら、歌詞が、

<As I sit with you waiting fot your train / 時計を気にしてる / 季節はずれの snowflakes begin to fall>

だったから。ちなみに、原曲の歌詞は以下。

<汽車を待つ君の横で / ぼくは時計を気にしてる / 季節外れの雪が降ってる>

正直なところ、“直訳ロック・王様の逆輸入バージョンしかも日英混在編”くらいにしか思っていなかった。

そんなキャット・マクドウェルが、KATとなり、9月12日に1st EP「Rock'n roll boys club-e.p.-」でメジャーデビューを果たす。

はっきり言う。音を聴いてド肝を抜かれた。

タイトルの曲の「Rock'n roll boys club」が最高にカッコイイ。気持ちよく歪んだギターとタイトなリズムが実に耳に心地よい。さらに日本・英語混在のKATのヴォーカルがこれまた最高! 先に王様の名前を挙げたので、再びたとえるなら、“日本育ちのアヴリル・ラヴィーン”といった感じ。ニュージーランドで過ごしたとはいえ、5歳まで日本にいたおかげで日本語は流暢だし、当然英語の発音も綺麗。欧米、もしくは韓国あたりのアイドルがJ-POPを日本語で歌ったような不自然さや、日本人がわざと英語っぽく歌ったような変な癖のある歌ではなく、音がすごく自然に耳に入ってくる。

歌詞は、彼女自身が世の男どもから言われた「君は女の子だからなぁ」という一言体験をもとにしたポジティブ・ソング。歌詞の世界観をたとえるなら、リーズ・ウィザースプーンが主演し、大ヒットした映画『キューティ・ブロンド』のようなポジティブさ弾ける内容だ(そして“この映画の主題歌”と言っても納得してしまいそうなほどに雰囲気がマッチしている!)。

作詞作曲は彼女自身。サウンドプロデュースには根岸孝旨や屋敷豪太を起用。さらに4曲目に収録されている「ナゴリユキ」のリミックスは朝本浩文が手がけるなど、周りは実力派で固め、サウンドにも一切妥協なし。

そしてもちろん、KATが可愛いのもポイント。BARKSに届いた映像では「Rock'n roll boys club」のスポットと、ちょっと恥ずかしがりながらコメントをする彼女が見られるので、これはぜひ要チェックしてほしい。そして映像の中で彼女が言っているように、9月17日は新宿駅近辺某所で行なわれるというフリーライヴに集結しよう!


■ KATからのメッセージ映像はこちら! 「Rock'n roll boys club」も少しだけ聴けるぞ!
https://www.barks.jp/watch/?id=1000019781

■ 『Rock'n roll boys club-e.p.-』のCD情報はこちら!
https://www.barks.jp/artist/?id=2000171012&m=discography

■ KATのバイオグラフィーやオフィシャルサイトへはこちらから!
https://www.barks.jp/artist/?id=2000171012
この記事をツイート

この記事の関連情報