樹海、「こもりうた/ヒメゴト」インタビュー

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――「こもりうた」の原型は、ピアノで?

出羽:はい。「こもりうた」はピアノ1本で作って、彼女に渡しました。

――それが、なんでこんなにバンドサウンドっぽくなったのですか?

出羽:いろんなライヴ~武道館のステージにも立たせてもらったし、前回の「咲かせてはいけない花」は、お客さんとの距離があるというか、遠くから見ている曲なのですが、今回は、ライヴハウスとかも意識して、“もっとお客さんと近くなりたい”という部分で、バンドサウンドを意識しました。両方とも。

――こういうアプローチは今までにないものですね。

出羽:そうですね。最近はちょっとライヴを意識した楽曲作りというか。

――実際にステージで音を出してみて、お客さんとのコンタクトが温かいな、とか、すごいなっていう実感から生まれたのですか?

出羽:そうですね。

愛未:樹海としては「咲かせてはいけない花」のようなタイプの曲が多かった。それはそれで樹海の世界として成立しているんですけど、例えば、ワンマンライヴをやる時に、「咲かせてはいけない花」みたいな曲ばかりでは成り立たないだろうし。もっとお客さんと歩み寄りたい。

――すぐに「こもりうた」というイメージが浮かんだのですか?

愛未:いちばんはじめにもらった時は、ピアノ1本でメロディを弾いているものだったので、もう、メロディからいろんな想像をしました。“優しいな”っていうイメージをくみ取れたので、めちゃ悲しそうでもないし、だからと言って楽しそうでもない。何か柔らかい、ふわふわとした感じだなというところから、「こもりうた」って発想が出てきたんですけどね。詞を書いてみて、タイトルは一番最後に決めました。“眠る”とか“優しい夜”の感じから…。

――では、歌詞は比較的簡単に出てきた?

愛未:でも、曲中にあるお話を考えるのには時間がかかったんですけどね。ひとつなんかポイントになるものを見つけてからは早いんですけど、そこまでがけっこう大変でした。

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