レイジのザック、7年かけたソロ・アルバムが完成

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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのフロントマン、ザック・デラ・ロッチャが、初のソロ・アルバムを完成したという。同作は、バンドを脱退した2000年から作り始めていたというから、足掛け7年かかったことになる。

Billboard.comによると、デラ・ロッチャは、元マーズ・ヴォルタのドラマー、ジョン・セオドアと作業を続けてきたらしい。関係者の話によると、デラ・ロッチャがキーボードを弾き、サウンドは「レッド・ツェッペリンとドクター・ドレーを掛け合わせたような感じ」だという。レコーディングの一部は、ジャック・ジョンソンがLAに建てた“環境に優しい”スタジオで行なわれたそうだ。

デラ・ロッチャはレイジを脱退後、DJシャドウやナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、ザ・ルーツのクエストラブらと曲をレコーディングしてきたが、それらのトラックがアルバムに収録されるかどうかは明らかにされていない。

今年春、7年ぶりにオリジナル・メンバーで再結成したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。当初は、年内は4回しかパフォーマンスを行なわないとのことだったが、その後、いくつか追加公演を発表。10月にニューオーリンズで開かれる<Voodoo Music Experience>、ラスベガスの<Vegoose>フェスティヴァルへ出演するほか、来年初めオーストラリアで開かれる<Big Day Out>フェスティヴァルでもパフォーマンスするといわれている。

デラ・ロッチャもしばらくは、レイジの活動に忙しいかもしれない。ソロ・アルバムに関する詳細(タイトル/リリース予定)はまだ発表されていない。

Ako Suzuki, London
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