湘南乃風の若旦那、チャリティイベントが大成功

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「ムコ多糖症」という難病をご存知だろうか。これは、遺伝子の異常により、生まれつき酵素がないため「ムコ多糖」が体内にたまり、さまざまな臓器に障害を起こす病気で、患者の寿命は10~15歳までぐらいだという小児難病である。

湘南乃風の若旦那を中心に、親交の深いアーティストたちが加わって2005年から、この「ムコ多糖症」という難病の啓蒙活動を行っている。湘南乃風の若旦那は、2005年にテレビで病気のことを知り、「考え、声に出し、動く」ことで奇跡が起こるのではないかと思い活動を開始。このたび、この難病を広く世間に伝えるため、また患者やその家族を励ますため、イベントが10月6日に横浜アリーナで行われた。

そのイベントは、チャリティーライブイベント「てるてるいのち~第1章 1億3千万分の300=0ですか?~」。趣旨に賛同して出演したのは、湘南乃風、DJ OZMA、ORANGE RANGE、絢香。

彼らの熱い思いにより、日本では否認可であった治療薬がこのイベントの2日前に厚生省より正式に認可されたというトピックが公演前に紹介され、「音楽の力で日本を動かせた」との叫び声に会場の1万2千人が大歓声を上げた。エンディングでは、イベントのためにMINMIが作詞・作曲した「キセキ」を全員で熱唱した。ライブの収益金は患者支援のために役立てられる。
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