【連載 『おれモノ 』 第1回】 「iPod touch」をおしゃれアイテムと思うな

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まず第一に、YouTubeが観られる。これが楽しい。コンパクトなボディーと相まって、寝る直前までYouTubeで楽しめる。湯船につかりながらだって楽しめる。担当者はこれをしすぎてのぼせた(※ただし、「iPod touch」に防水機能はないので注意)。 “たかがYouTube、パソコンで観ればいいじゃないか” と思うかもしれないが、そうではないのだ。「iPod touch」で観るYouTubeは格別なのだ。

まぁ、この楽しさは所有者にしかわからない、いわば “特権” なんだけど。

さらに、インターネットができる。もちろんパソコンのブラウザでインターネットを行なうほうが何倍も使いやすいのだが、そうではない。あの、魅力的なフィンガーアクションを存分に楽しめるのが、「iPod touch」でのネットサーフィン。これをするためだけに「iPod touch」は存在しているといってもいいほど。「iPod touch」でネットをやるということが格別なのだ。

まぁ、この楽しさも所有者にしかわからない、いわば “特権” なんだけど。

というわけで、担当者的には「iPod touch」はアリ。本来の目的とは異なる“オシャレ目的”で購入をしようと思っている人以外にはオススメしたい。

ちなみに、最初に述べた“指紋ベタベタ”という話だが、「iPod」というものは、元来指紋ベタベタなもの。今、所有している「iPod」をよく見てほしい。“そんなことはない!” と主張する人は、裏面を見てみよう。アルマイト処理されていない、鏡面仕上げの「iPod」の裏面は昔からベタベタなのだ。

なお、「iPod touch」の液晶面に関しては、電源を入れると、液晶の明るさでベタベタついた指紋はほとんど目立たなくなることを付け加えておく。

一方で、“iPodでは音楽を楽しめればいい” “大量に持っている曲を全部iPodに入れておきたい” という人は、この新デバイスには目もくれずに「iPod classic」を購入しよう。音楽を聴くという実用面ではこちらのほうが優れていると思う。

「iPod touch」はミュージック・デバイスではなく、音楽も聴ける総合エンターテインメント・デバイスなのだ。

(「おれモノ」は月1回更新)


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