北島健二(G)、山田わたる(Dr)、西村麻聡(Vo&B)という、当時スタジオ・ワークでは第一人者と謳われた3人からなるスーパーバンド“FENCE OF DEFENSE”。彼らの2枚組コンプリートベスト『FENCE OF DEFENSE GREAT FREAKERS BEST~FENCE OF DEFENSE 1987-2007~』がリリースされた。

まず、FENCE OF DEFENSEについて。彼らは1987年アルバム『FENCE OF DEFENSE』で衝撃的なデビューを飾り、瞬く間に 2ndアルバム、3rdアルバムをリリース。3rdアルバム『FENCE OF DEFENSE III~2235 ZERO GENERATION』ではオリコンウィークリー初登場第7位を獲得、またデビュー2年足らずで初の武道館コンサートを完売、その地位を不動のものとした。1995年4月21日に初のベストアルバム『BEST』をリリースするまでに10枚のフルアルバム、15枚のシングル、6本のビデオをリリース、さらには16回におよぶワンマンツアーを展開と、無責任に解散しがちな昨今のバンド事情にあって、真に王道をゆくROCK BANDとして高い評価を得る。が、1999年に活動を休止し、2003年10月、4年間の沈黙を破って再始動。その後ライヴ、そしてマキシシングルのリリースと、精力的に活動を行なっている。

そして、2007年。流行の音楽シーンは目まぐるしく変わっているが、デビューから20年経ってもFENCE OF DEFENSEの音楽に対する意識に揺らぎはない。そんな彼らの軌跡とも言える、まさにコンプリートなベストアルバムが遂に登場した、というわけだ。デビューレーベルであるEpicソニー、そしてPOLYDOR、east west japan、さらにインディーズ・レーベルまで、20年間の活動の集大成、FENCE OF DEFENSEのすべてを網羅できる、と言っても過言ではないコンプリート・ベストがここに完成した。

彼らのロック魂、テクニックの高さを堪能してほしい。