マット・ダスク、全国FM・OAチャート1位に

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世はイケメン花盛りだが、J-POPや洋楽ロック/クラブ系R&Bだけに限った話ではない。

そう、ジャズ・ヴォーカリストの世界でも、イケメン時代は既に到来中。まるでそんな事実を裏付けるかのように、マット・ダスクが全国FM・OAチャート1位に踊り出た。

全国FMラジオ・OAチャート…これは全国21のFM局のOA回数の合計で邦楽/洋楽をあわせた集計だが、10月1週目(10月1~7日)のランキングにて、ジャズ・ヴォーカリスト、マット・ダスクの歌う日本デビュー曲である「バック・イン・タウン」が1位を獲得していたことが明らかとなったのだ。

全国FMチャートNo.1獲得は男性ジャズ・ヴォーカルとしては史上初のことであり、女性ジャズ・ヴォーカルを入れるとあのノラ・ジョーンズが2004年に記録した以来の快挙となる。

マット・ダスクは、なにやら巷では「セリエAのサッカー選手みたいなルックス!」「めちゃカッコイイ♪」と騒がれている、カナダの超イケメン・ジャズ・ヴォーカリスト。もちろん歌は折り紙つきの実力派で、2007年12月22日からは来日ツアーも決定しているアーティストだ。

「かっこいい男性ジャズ・ヴォーカリストの時代」といえば、フランク・シナトラが女性ファンを悩殺していた1940年代。そしてそれから60年が過ぎた現在、時代は再び「男性ジャズ・ヴォーカル全盛期」を迎えている。そのさきがけとなったハリー・コニックJr.はもはやベテランというべき風格を身に付けているが、ここ数年ジェイミー・カラムやマイケル・ブーブレが相次いでブレイクし、小粋でスウィンギーなジャズ感覚の中に新しいセンスを加味した歌唱で、広い層から支持されている。

そんな中で、豪華なメンバーと大物スタッフたちのサポートを受けて颯爽とシーンに登場したのが、トロント出身の28歳、マット・ダスクなのである。
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