スラッシュ、自叙伝を出版

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ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのギタリスト、スラッシュが今月末、自叙伝『Slash: Autobiograhy』を出版する。幼少期の思い出からドラッグとセックスに明け暮れたガンズ・アンド・ローゼズ時代、バンド脱退の苦い経験を乗り越えヴェルヴェット・リヴォルヴァーとして新たに旅立つまでをあますことなく記しているという。

スラッシュことソール・ハドソンは、デヴィッド・ボウイの衣装を手がけるブラック・アメリカンの母親とニール・ヤングらのステージをデザインするユダヤ人の父親のもと、'65年にロンドンで誕生。11歳のとき、母親と共にLAへ移った。自宅にはボウイをはじめ、ジョニ・ミッチェルやロニー・ウッド、イギー・ポップらが頻繁に訪れるような環境だったという。当時は自転車競技にのめりこみ、賞金を稼ぐほどの腕前だったというが、14歳のときに祖母からプレゼントされたギターが彼の人生を変えることになった。

本には、ドラッグによる幻覚症状、ガンズ・アンド・ローゼズを脱退したときの絶望感、その後、妻や子供に支えられニュー・バンド、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーを結成し立ち直るまでのことが赤裸々に明かされているという。

これまで語ってきた以上にガンズ内部について記されているであろう、ファン必読の『Slash: The Autobiography』は英国で10月29日に出版される。

Ako Suzuki, London
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