ジェイムス・ブラント、新PVを日本独自制作で制作

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ニューアルバム『オール・ザ・ロスト・ソウルズ』を引っさげ、大盛況のうちに日本キャンペーンを終えたジェイムス・ブラント。

そんな彼が今回の来日にて、アルバム収録曲の「Carry You Home」が日本のスタッフやファンの間で言葉の壁を越えて評判が高いという事実に着目。本人からの提案で日本独自のプロモーション・ビデオを制作し、世界に向けて発信しようと本人が提案。TVのオーディション番組「ITSUZAI」と連携して、監督を選定、そのプロモーション・ビデオの企画コンセプト、出演者をその番組を通じて募集することとなった。

ジェイムス・ブラント本人はPVに大変なこだわりがあり、数々の問題作、衝撃作を発表してきた。世界的ブレイクのきっかけとなった「You're beautiful」では衣服を脱ぎ捨て海にダイブする模様を延々と撮影し世界中の度肝を抜き、ファーストシングル「High」では首まで生き埋めになったりするなど、本人自ら体を張ったPVでインパクトを残してきた。

通常、洋楽のプロモーション・ビデオは本国で作られるのが一般的だが、アーティスト本人の発案により、その国独自のものが世界に先駆けて制作されるという今回の例は極めて珍しいケース。ましてTVのオーディション番組を利用した募集企画はこれまでも例がない。

ジェイムス本人は、「この度、来日プロモーションを行なっていたら、ニューアルバム『オールザロストソウルズ』の中の、「Carry You Home」という曲が、日本のスタッフやファンの評判が高く、日本独自のプロモーション・ビデオを制作しようという話になりました。言葉の壁を越えて曲の評価が高いということは僕にとっては光栄なことだし、ここで日本独自のPVを作るという実験的なトライをしようという話になりなりました。そこで、日本のみなさんに、このプロモーションビデオの企画コンセプト、監督、出演者を募集したいと思います。決定のプロセスはスタッフにお任せしますが、もし世界に通用する作品が完成したら、僕が責任をもってワールドワイドのオフィシャル・プロモーション・ビデオにすることをここにお約束します!」と力強いコメントを残し、帰国した。
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