H ZETT Mの新作が完成、リリースは2008年2月

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青っ鼻…といえば、トニートニー・チョッパーかH ZETT M。

2007年1月にリリースされた1stアルバム『5+2=11』では、“PE'Zのヒイズミマサユ機に間違いない”という周囲の予想を裏切る、ピアノ・ロックンロールな作品を提示したH ZETT M。果たしてそれは彼の飽くなき冒険心のほんの布石だったのだろうか? 次は何をしでかすのだろう?という期待を抱かせるピアノ・マジシャンの2作目が早くも完成した。

タイトルは『PIANO HEAD』

リードトラック「ダイキライ」では初のデュエットも披露しているH ZETT Mだが、現代版「男と女のラブゲーム」的作品のお相手に指名したのは、稀有なソングライティングの才能とオンリーワンの歌声を誇る女性アーティスト、hiro:n(最新作『Hello Singing Bird』を本名であるHiroko Nakajima名義でリリース)。

オープニングにふさわしい力強いピアノのバッキングで始まる「SLOW DAYS」は、パンクスピリットを抑え切れずに突っ走るメロディアスなアッパーチューンになっている。1stアルバム『5+2=11』からの路線は貫き通しながらも、初期衝動だけではない彼の真の音楽家としての部分がいよいよ表面化してきた次作。サービス精神満載のまさにごった煮フルコース・アルバムになるらしい。

なお、初回盤DVDにはリードトラック「ダイキライ」PVに加え、今年3月に品川ステラボールにて行なわれたライヴの時にパフォーマンスしたCOMPLEXのカヴァー「GOOD SAVAGE」の映像が、PVエディットされて収録される予定となっている。
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