B・バトラー、今年話題の新人アーティストを手がける

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スウェードの元バンド・メイト、ブレット・アンダーソンと結成したザ・ティアーズは残念ながらいまだ活動休止状態だが、今年、バーナード・バトラーの名前を聞く機会が多くなるかもしれない。バトラーは、'08年注目の新人アーティスト何人かとコラボしている。

まずは、Cajun Dance Partyというロンドン出身のインディ・バンド。彼らは高校生ながら、昨年2枚のシングルをリリース。グラストンベリーやレディング・フェスティヴァルにも出演している。レディオヘッドのトム・ヨークがお気に入りの新人バンドとして彼らの名前を挙げたともいわれている'08年期待の星。バーナードは彼らのデビュー・アルバムをプロデュースしている。17~18歳のメンバーは現在、Aレベル(英国の大学受験のための標準テスト)の勉強中で、このアルバムがリリースされるのは学校を卒業する夏になる。

バーナードはまた、すでにあちこちで名が挙がっている大型新人女性シンガーDuffyとコラボ、彼女のバック・バンドにも参加している。Duffyはウェールズ出身の23歳。間もなくロンドンのクラブで立て続けにギグを行なうが、4公演全てのチケットはあっという間にソールド・アウトしている。バーナードは彼女のデビュー・シングル「Rockferry」を共作、プロデュース。3月にリリース予定の同名のデビュー・アルバム『Rockferry』でさらなるコラボがあるそうだ。

どちらも、今年イチ押しの新人アーティスト。このほか、オーストラリアの新人バンドCut Your Handsの作品も手がけているらしい。バーナードはプロデューサーとしての株が急上昇しているようだ。

Ako Suzuki, London
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