ブラック・クロウズ、7年ぶりの新作『ウォーペイント』発売

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極上のハードロックンロールとぐいぐいとドライブするグルーヴ引っさげて、ブラック・クロウズが復活した。

2002年一時活動休止、ソロ活動を行ない、解散とも言われていたものの、2005年3月見事にバンドを復活させ、ほどなくオリジナル・ドラマーのスティーヴ・ゴーマンも復帰。度重なるライヴを繰り返す中、バンドとしての新たなる息吹を再確認、ニュー・アルバムの制作へと至ったようだ。

そして遂に久々の新作を発表。バンドが新たに設立したレーベル“Silver Arrow Records”からのリリースとなり、USではMegaforce/Sony Red BMGが配給(2008年3月4日発売)、日本ではソニー・ミュージックからリリースされる。

『Warpaint』と題されたこのアルバムは、2001年の『ライオン』以来7年ぶりとなるもので、そこには珠玉のクロウズ節満載R&Rが収録。ストーンズ、フェイセズ、ツェッペリン、エアロスミス他その手の音が好きな人にとってはもうたまらない楽曲の嵐となっている。

レヴァレンド・チャーリー・ジャクソンのカヴァー「God's Got It」を除き、10曲がクリス(vo)とリッチ(g)のロビンソン兄弟のペンによるナンバー。レコーディング・メンバーは、クリス、リッチ、スティーヴ・ゴーマン(ds)、スヴェン・パイピーン(b)、ルーサー・ディッキンソン(g)、アダム・マグダゴール(key)。プロデュースはロビンソン兄弟とポール・ステイシー。ポール・ステイシーは、ザ・ニュー・アース・マッドでクリスと活動を共にした他に、オアシスの『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』(2000年)以降のアルバムにサポート・メンバーとして加わってきたマルチプレイヤーだ。

なお、彼らはこの新作を全編披露する一夜限りのライヴを行なった後、3月24日のオーストラリアByron Bay Festivalを皮切りに、ワールド・ツアーに出ることも決定している。日本公演はまだ未定だが、是非とも来日を期待したいところだ。
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