W・ストライプス、ラジオ番組使用が問題に

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ホワイト・ストライプスの2ndアルバム『De Stijl』の収録曲「Jumble, Jumble」でラジオ番組の会話がサンプリングされているが、その番組の元DJが彼女に許可なく使用したとバンドやレーベル、音楽出版社を訴えているそうだ。

Pitchforkmedia.comによると、カナダ/ケベックのラジオDJ、ドミニク・ペイエットはプライバシーが侵害されたと、ホワイト・ストライプス、Third Man Records、BMG Music Publishing Canadaに対し7万ドルの損害賠償、およびアルバムを店頭から回収するよう要求しているという。

「Jumble, Jumble」は1秒53秒と短いトラックだが、その冒頭でペイエットがリスナーの少女とフランス語で言葉を交わしている音源が10秒ほど使用されている。アルバムがリリースされ大分経つが、ペイエットは昨年3月、初めて気がついたという。

現在のところ、バンド側からコメントはなされていない。

ホワイト・ストライプス関連の明るいニュースとして、ストライプス自体は活動休止中だが、ジャック・ホワイトは休んでいない。彼はラカンターズとして、4月下旬から5月初旬に行なわれるニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティヴァルに出演する。同時期に2ndアルバムがリリースされるとみられている。

Ako Suzuki, London
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