オール・エンズ、“聖地”池袋の神になれるか?

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オール・エンズの最新作『オール・エンズ』のCDを爆音でかけていたら、編集部(も)が食いついてきた。

◆「ウェイスティング・ライフ」PV
 https://www.barks.jp/watch/?id=1000021170

「こ、これ、なんすか? え? まさかエヴァネッセンスに新譜なんかないし…、メチャいいんですけど何?何?何?」

スウェーデンから彗星のごとく現れたのが、エマとティナという北欧美女ふたりによるツイン・ヴォーカル率いるゴシック・メタル・バンド、オール・エンズだ。イン・フレイムスのギタリスト:ビヨーンとイエスパーがソング・ライティングで全面バック・アップしていること、ツイン・ヴォーカルのひとりのエマが、そのビヨーンの実妹であることを知れば、自ずと音楽性とそのサウンドは想像していただけるだろうか?

そのオール・エンズ、実は池袋でブレイクしている。売り上げもダントツのNo.1は池袋なのだ。何故にいけぶくろぉ?

日本盤『オール・エンズ』が2008年2月20日に発売となったばかりだが、2007年9月に出たデビューEP「WASTING LIFE」、そして12月に発売されたデビュー・アルバム『ALL ENDS』の輸入盤が、池袋で大きな話題となり人気を博してきた、その理由。そう、今や池袋は女の子向けのアニメ・ショップが並ぶ“乙女ロード”などの出現で、秋葉原/中野とは一線を画す“オタク女子の聖地”として話題のエリア。週末にはレアなアニメ・グッズや同人誌を求める多くの女性で賑わうスポットとなっている。ゴシックなオール・エンズにピキーンと反応するのは当然のこと、彼女達にとってオール・エンズは、クールなアイテムなのだ。

女の子にとっての“聖地”で女性ツイン・ヴォーカルを擁するオール・エンズがブレイクしたのは、そのような背景も深~く関係…。映画「L change the WorLd」の人気からレニー・クラヴィッツの作品が注目されているのは当然ながら、ミサミサ人気の流れから、オール・エンズへ流れ込むムーブメントも、これから加速すると予測できる。

なお、そんな“聖地”池袋にリスペクトの意を込めて、“サンキュー池袋キャンペーン”なるイベントが行なわれる模様。国内デビュー盤『オール・エンズ』発売直後の日曜日、2月24日(日)に、サンシャイン通りにあるONE heart Vision/リプレビジョンにてオール・エンズの特別映像が放映され、池袋にあるCDストア「HMV池袋サンシャイン60通り」「HMV池袋メトロポリタンプラザ」「タワーレコード池袋店」「ディスク・ユニオン池袋店」にてスペシャル・グッズが先着で無料配布されるとのこと。

ちなみに、現在、牛めし/定食のチェーン松屋の店内放送でリードシングル「ウェイスティング・ライフ」がパワープレイ中らしい。2月29日までの限定らしいが、全国に721店舗ある松屋だけに、ちょっと行ってみるしかないでしょ。ゴシックな女性ヴォーカルが響き渡ったら、それ、エマとティナです。
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