レディオヘッド、グラストンベリーに出演しない理由

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レディオヘッドがこの夏、グラストンベリー・フェスティヴァルに出演しない理由を語った。ヨーロッパで気候変動回避を訴えるキャンペーンをスタートしたばかりのトム・ヨーク。グラストンベリーを避けたのも、環境問題が原因だ。

同フェスティヴァルが開催される場所は、交通の便が悪いため車で来場するオーディエンスが多いが、ヨークはそれを懸念したそうだ。彼は『The Sun』紙に以下のような声明を発表した。「ひとつ、興味深いことに気づいた。みんながどうやって俺たちのショウを見に来るかってことだ。1人か2人しか乗せない車を運転してくる人も多い。これは環境的には災難だ」

「俺たちはこれから、公共の交通手段が整っている場所でのみコンサートを開くようにしたい。だから、今年のグラストンベリーはなしだ」

交通の便は悪いかもしれないが、グラストンベリーは再生可能なエネルギーやシャワーにソーラー・システムを導入するなど環境問題に熱心なフェスティヴァルだとの評判がある。車の量を減らすため、最寄の駅と会場の間にシャトル・バスを走らせるなどの工夫もしている。

レディオヘッドはこの先のツアーに向け、器材を飛行機で移動しなくてもいいように、ヨーロッパとアメリカ向けに2組み購入するなど、環境的な負担をできるだけ少なくするつもりだという。

Ako Suzuki, London
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