Yellow Magic Orchestra、サディスティック・ミカ・バンドのメンバーであり、ドラマー、作・編曲家、音楽プロデューサーとしても知られる高橋幸宏が、2年越しの構想を経て、新バンドを結成した。バンド名は「pupa(ピューパ)」。メンバーは高橋幸宏、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦の6名で、メイン・ヴォーカルは原田知世が担当する。現在初夏に発売予定のアルバムに向けてレコーディングを行なっているという。

近年はGANGA ZUMBAの一員としてワールド・ワイドに活動する一方で、プロデューサーとしても各方面から高い評価を得ている高野寛は、高橋とはすでに20年以上の付き合い。また、‘06年の高橋のライヴをきっかけに親交を重ねてきた高田漣は、本職のペダルスティール・ギターはもとより、あらゆる弦楽器とエフェクトを巧みに操る名手として、引く手あまたの売れっ子マルチ弦楽器奏者だ。

そのほか、独特のポップ・センスで管楽器とコンピュータを操る権藤知彦、THE CORNELIUS GROUPのメンバーであり、あらゆる音楽に精通するキーボーディスト・堀江博久、昨年リリースした5年ぶりのフルアルバム『music&me』で久しぶりに音楽活動を復帰させ、かつて高橋とは映画で親子役を演じたこともある紅一点の原田知世など、豪華かつ個性豊かなメンバーが集結した。

昨年10月よりスタートしたレコーディングは、メンバーの多忙により、当初はネットを介したやりとりが中心となっていたが、今年に入りようやくメンバー全員が一堂に会し、作業が本格化。連日濃密なレコーディングが行なわれている。

レコーディングでは、それぞれが持ち寄る個性的な楽曲やアイデアにメンバー同士触発され、予想を越える新たな音世界が生まれているという。“pupa=蛹(さなぎ)”という意味通り、キャリアのあるメンバー全員が初心に戻って生み出した新しい音楽は、まもなく羽化を迎えそうだ。