シンディ・ローパー、12年ぶり新作登場

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「ひとつ、派手にいきますか」と金城 武が運転するTOYOTA MarkX ZiOのCM、その曲こそ、シンディ・ローパーが放つ新曲「セット・ユア・ハート」だ。

そこには往年の名曲「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」を髣髴とさせる節回しやシンディの声の張りも見え隠れして、シンディー・ローパー健在を高らかと宣言するダンサブルなナンバーの登場となった。

80sポップの女王シンディ・ローパーは、1983年に30歳という遅咲きのソロ・デビューをしたにも関わらず、ファースト・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』('83年)が世界1,600万枚の大ヒット。音楽のみならず80年代のファッションリーダーとなったシンディは、その後38歳で結婚、44歳にして出産と、これまた遅咲きでありながら信念に従って生きるその姿が多くの共感を呼んでいった。

▲『はじめてベスト』
そして2008年、55歳となるシンディが放った新曲「セット・ユア・ハート」が上記CMソングとして登場してきたのだ。新曲でのタイアップは「トゥルー・カラーズ」('86年)以来となんと22年振りという快挙である。

5月14日にはこの曲をリード・シングルとする最高に元気なアルバム『究極ガール(仮)』(洋題『Bring Ya To The Brink』)がリリースされる。日本先行発売となる『究極ガール(仮)』は、フル・オリジナル・アルバム発売は『シャイン』(2004/4/21)以来、メジャー・レコーディングとしては『シスターズ・オブ・アヴァロン』(1996/10/16)以来という、実に12年ぶりとなる。

CMソング「セット・ユア・ハート」は、着うたとして既に配信中。
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