木村カエラ　5days SPECIAL INTERVIEW／part.2

2008.4.1 13:37

木村カエラ　5days SPECIAL INTERVIEW／【part.2】Boys & Girls

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【part.2】Boys & Girls
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つねに、心はキレイでいたいなぁって思ってるから。
だから、掃除はつねにしてる（笑）。

――ライヴ会場でとくに感じることなんですが、カエラちゃんはファンの男女比がすごくバランスいいと思うんですね。で、去年の暮れには＜オンナク祭オトコク祭＞という男祭り＆女祭りのイベントを主催しましたが、やろうと思ったきっかけって何だったんですか？

カエラ：やっぱりライヴハウスでのライヴが好きなんですけど、女の子たちが来てくれててもなかなか見えないっていうのがいちばんの問題だなって思っていて。だから、女の子が見えやすいライヴができればいいなって思ったのがきっかけです。

――実際にやってみてどうでした？

カエラ：結局、女の子たちがおんなじ背で並んでるから、見えないコには見えないんですよね（笑）。でも、やっぱりまったく雰囲気が違くて。女のコの暴れ具合がまったく違う！　もぅ、男みたい（笑）。やっぱり男の人が周りにいると、汗とか胸とかいろいろ気になって暴れられなかった人が多かったんでしょうね。女って変わるんだなって思いました（笑）。

――男子限定の方は？

カエラ：お客さんは、女の子も入れるようにしていたんですけど。一緒に出たバンドは、いつもやってくれてる人たちのバンドに出てもらったので、自分の中では「いつもありがとうございます」みたいな感じだったんですよね。自分のバンドがあるのに時間を割いて、私のツアーやレコーディングで演ってくれてるので、ほんとに大変だろうなぁっていつも思ってて。その感謝の気持ちを込めてできたっていうのがあるので。これは自分で勝手に満足してます（笑）。

――なるほど。余談ですけど、男子率の高いライヴって匂いが違いません？

カエラ：確かにっ！　何でしょうね？

――おじさまが多いわけではないから、加齢臭ではなくてエナジー的な何か？

カエラ：かもしれない（笑）。＜オンナク祭＞の日は匂いしませんでしたからね、ほんとに。

――では、今日のテーマは「Boys & Girls」ということで。ベタな質問ですが、理想の男性像は？

カエラ：理想を語ったらいっぱいありますけどね（笑）。髪は短いほうがいいです。ロン毛はダメです。それで、よく笑う人がいいですね。あとは、ちょっと変わってる人。なんか、当たり前にやさしすぎたり、当たり前に“コレがイイ男だろ”っていう感覚の人はダメなんですよね。“えぇぇっ!?”っていうような感じの人しか、いままで好きになってないですね。ちょっと変わった人のほうが、刺激があって面白いって思います。

――“これだけは持っててほしい”という、譲れないものはありますか？

カエラ：あ～あ。やっぱり、自分が尊敬できるものを一つでも持ってる人じゃないとダメだなって思いますね。“この人のココがスゴイ！”って、みんなに自慢できるようなところがあるとうれしいですね。

――だと、『+1』の「1115」（←読み：イチイチイチゴ）の男の子は、理想の男の子だったりしますか？

カエラ：そうですね。ダメっぽいんだけどイイ！みたいな。とにかく突っ走ってる感じって、いいなって思いますね。

――過去の作品も含めて、楽曲の中に理想の男性像を描いたものってほかにありますか？

カエラ：ないかもしれないですね。恋愛ものって『Scratch』くらいからしか書いてないんですけど、なんかグチっぽい？　ダメなところばっかり書いてますね（笑）。理想の部分がないですよね。だから「1115」が初めてかもしれないですね、“ダメだからいいんだよね”っていう詞は。

――では逆に、理想の女性像は？

カエラ：強い女性は好きですね。目が泳いでない人というか……まっすぐものを見てる人。そういう女性ってすごく素敵だなって思います。

――昔からプロフィールに書いてある、グウェン・ステファニーはまさにそんなイメージですね。

カエラ：実際に会ったことがないからわからないですけどね（笑）。芯の強さとか、女性の強さが溢れてるじゃないですか？　見た目的に。ああいう感じが好きなんですよね。だから、杉本彩さんとか小池栄子さんとか、近い感じがして好きなんですよね。きっとこの人は、人から何を言われてもどう思われても“自分”ていうものが揺るがないんだろうなっていう。それが、私が「Samantha」の中で歌ってる＜素直な強さ＞っていうものなんですよ。

――なるほどね。では、そんなカエラちゃんの、女磨き術とは？

カエラ：ビタミンCとか超飲んでますよ（笑）。錠剤じゃなくて粉末、すっごい濃いの。酸っぱくてそのまま舐められないくらいのを、寝る前に飲んでます。あと、つねに身体の血行はよくしとく。外見的な部分のために、柔軟とかマッサージとか、自分でできる範囲のことは全部やってます。あとは好きなように……楽しいことばっかりしてるかな。女磨きってどうやってやるんでしょうね？（笑）でもつねに、心はキレイでいたいなぁって思ってるから。“松居棒”じゃないけど（笑）、松居一代さんが「掃除をするのは自分の心を洗ってるのと一緒なんだ」っていってて、ほんとにその通りだって思うんですよ。だから、掃除はつねにしてる（笑）。

――水周りは念入りに。

カエラ：そう、水周り！　あと、トイレのフタは必ず下げてて、玄関もキレイにしてますよ。

――ちなみに、エステは行きます？

カエラ：オイルマッサージとかリラックス系のスパは行ったことあるけど、いわゆる毛穴ひきしめとかのエステは行ったことないなぁ。

――カエラちゃんに憧れているガールズのために、美肌術を伝授するとしたら？

カエラ：自分流ですけど。まず、お風呂に入って汗をかいて毛穴が開いたところで、いったん顔を拭いて、それからオイルでマッサージしながら化粧を落とすんです。んで、お風呂を出てから化粧水をいっぱい塗って、蒸しタオルを顔に乗せる。その、化粧水→蒸しタオルを３～４回くらい繰り返して、マッサージして、ビタミンCの粉末を飲む。これをやってると肌が信じられないくらい「あれっ？！」っていう状態になりますから。ぜひやってみてください！

取材・文●望木綾子