レディオヘッドが音楽担当の映画

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ウォルト・ディズニー配給作品『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が4月26日から公開される。

20世紀初頭のカリフォルニアを舞台に、しがない鉱山労働者が石油採掘によって富と権力を手に入れていく姿を描き出した本作品。21世紀の“今”を代表する映画監督ポール・トーマス・アンダーソンの最新作で、『市民ケーン』『ジャイアンツ』と並ぶ「古典的名作」として大絶賛を浴び、本年度アカデミー賞「主演男優賞」「撮影賞」を受賞。各映画賞を次々と制覇している。

この作品は、正統なアメリカン・ドリームの物語ではない。むしろ、アメリカン・ドリームを衝き動かしてきた闇の力 ── “欲望” を、冷徹なまでの誠実さで赤裸々に描ききった魂の叙事詩。

大地から噴き出す石油は、まるで欲望という名の血のように主人公の魂を毒していく。彼の危険なまでの自立精神は、強欲、誘惑、腐敗、欺瞞といったあらゆる悪徳を糧にして、人との共存が不可能なモンスターへと化していく。

血塗られた破滅の予感を、密かに漂わせながら…。

主演は、アンダーソン監督の “彼抜きではこの映画は成立しない” との念願が叶い、アカデミー俳優ダニエル・デイ=ルイス。ダークなユーモアと戦慄の狂気を揺れ動く渾身の演技は、映画界にセンセーションを巻き起こしている。

また、音楽を手がけたのは、レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッド。あえてギターではなく、ストリングスやピアノといった、クラシックな楽器を駆使して作り上げた、革新的ともいえる曲を書き上げ、作品全編を支配する不吉な予感を増殖させる。

グリーンウッド自身も “今回の冒頭20分はかなりいい線を行ってると思うんだ” と語り、評論家からは “映画史の殿堂入り確実!” という発言も飛び出すなど、音楽ファンも見逃せない作品となっている。

BARKSでは、4月16日に千代田区・九段会館で行なわれる『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』試写会の招待券を5組10名様にプレゼント。ジョニー・グリーンウッドのサウンドとダニエル・デイ=ルイスの名演、そしてアメリカンドリームの裏にあるドス黒い欲望…。気になる人はこの機会にぜひ。

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、2008年 日比谷シャンテ シネ他 G.W.ロードショー

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『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』オフィシャルサイト
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