ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、スコットの脱退を発表

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ヴェルヴェット・リヴォルヴァーが、シンガーのスコット・ウェイランドの脱退を正式に発表した。バンドは、ウェイランドの「個人的な問題により、ふんぎりをつけざる得なくなった」としている。

4月1日、バンドのオフィシャル・サイト(velvetrevolver.com)に「ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、シンガーと決別」と題された声明が発表された。「ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの創設メンバー、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラム、デイヴ・クシュナーは本日、シンガー、スコット・ウェイランドと別の道を歩むことを発表した。“このバンドはファンと音楽のためにある。スコット・ウェイランドは、そのどちらにも100%の力を注いでいない”とスラッシュは話している。“とりわけ、彼のステージでの奇行、および個人的な問題により、我々は踏ん切りをつけざる得なくなった”」

このバンドからの発表に、ウェイランドは以下のような皮肉たっぷりの声明を返している。「ダフ、マット、デイヴ、そして著名な“ギター・ヒーロー”ことソール・ハドソン、別名スラッシュが発表したコメントを読み、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの“創設メンバー”という4人、俺がバンド名をつけるまで“ザ・プロジェクト”として知られていた4人が、俺が3月20日にバンドは瀕死状態だと明かしたことをきっかけに、俺抜きで先に進むことを決心したとは滑稽だ。俺の(バンドへの)傾倒に対するスラッシュのコメントに応えるならば、真実を隠すための見え透いたチンプな言い訳だと言わなくてはならない」

音楽面では楽しくインスピレーションを感じることはあったものの、バンドは様々なレベルで上手くいっていなかったというのが事実で(1人を除く)全てのメンバーがリハビリ行きをくり返していたことを忘れるなと続け、「追伸、策略にごまかされるな」「追々伸、(代役に)セバスチャン・バックなんかいい選択なんじゃないかと思う」とメッセージを締めくくった。

すでにお伝えしたとおり、ウェイランドは来月から、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー以前に在籍していたストーン・テンプル・パイロッツの活動を再開する。ウェイランドは「いつも俺を支援してくれた友人たちとパフォーマンスするのを楽しみにしている」という。

Ako Suzuki, London
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