ザ・カルト、ツェッペリン前座の真相を語る

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昨年秋、英国のハード・ロック・バンド、ザ・カルトがコンサート中、レッド・ツェッペリンのツアーのオープニングをやるとほのめかしたと報道されたが、フロントマンのイアン・アストベリーは「そんなことは言っていない。マスコミが誇張して報道しただけだ」と反論している。

昨秋、世界を駆け巡ったニュースによると、アストベリーはアメリカで公演中、オーディエンスを前に「来年、戻ってくるよ。君たちも聞いたことがあるだろうバンドのオープニングをやる。“L”で始まり“Z”も入っているバンドだ」と話したといわれている。

しかしアストベリーは、ことの真相をこう明かしている。「俺は“ザ・カルトが彼らとツアーができたら素晴らしいと思わないか?”って言っただけだ。彼らが(12月にロンドンで)リユニオンするって聞いたから、そう言ったまでだ。それ以上のことは考えてなかった。まったく、世間知らずの奴らが多く、ものごとは誇張されがちだってことがよくわかるよ。尾ひれをついて書き立てられただけだ」

ツェッペリンの再結成関連のニュースは、期待されるだけに、誇張され報道されることが多いようだ。前座に関しては、ザ・カルトだけでなくヴェルヴェット・リヴォルヴァーのメンバーの発言も間違った解釈のもと報道されたことがある。

Ako Suzuki, London
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