日之内エミ、新曲は“裸のエミ”そのもの

ポスト
4月9日に日之内エミのニュー・シングル「愛だけが」がリリースされた。今作は彼女がひとりの女性シンガーソングライターに立ち戻って書き上げた完全自作曲。ピアノ、ガット・ギター、ストリングス等、最小限に抑えられた繊細なアンサンブルでのバラードに仕上がっている。

■「愛だけが」PVフル視聴

よりエモーショナルに人間の感情と作品の空気感を表現したかったという今作は、一発撮りのライヴ・レコーディング。楽曲からは、生でしか出せないグルーヴ感が伝わってくる。

集中して自分の世界に浸り、そこから詞やメロディを出すという彼女は、自分の家で曲を書くことが重要なポイントになるという。家でリラックスして過ごす中で降ってきた言葉やメロディをまとめて作り上げた作品には、想像ではなくリアルな要素が詰まっている。ちなみに今回の曲作りでは、彼女自身、洗面台がすごく印象に残っているという。

というのも、夜、洗面台の鏡の前に立った途端に言葉やメロディが降ってきたそうで、やっぱり1日の最後にメイクを落とした顔、いわゆる素の自分を見るときが、一番女の子がいろいろなことを考える時間になるということを実感したからだとか。

着飾らない、リアルな気持ちを素直に綴った今作は、まさに“裸のエミ”そのもの。恋愛が自身のパワーの源であると語る彼女曰く、「(失恋ソングの今作は)恋愛したことない人、失恋したことがない人には共感できないかもしれないですし、わかんないなって思うかもしれないんですよ。だからやっぱり恋愛をして、一度でも傷ついたことがある人とかに聴いて感じてもらって、どっぷり浸かっていただきたいですね」とのことだ。

BARKSでは同曲のPVをフル視聴でお届けするので、恋愛体質かつ失恋したばかりの女性は、この曲を聴いて思い切り泣いて浸ってみては?

◆リリース情報
ニュー・シングル「愛だけが」
KICM-1227 ¥1,050(tax in)
2008年4月9日発売
この記事をポスト

この記事の関連情報