小田和正、ラッパーと異色コラボ

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前作をインディーズで11万枚売ったHIPHOP界のカリスマ LGYankeesが、2008年5月9日(金)にメジャー第一弾として、両A面シングル「Dear Mama feat.小田和正 / Eternal」を発売する。 

なんとこれが、小田和正をフィーチャリングした作品。ちょっとあまりの異色加減に「?」と思いますよね。

そもそも楽曲「Dear Mama」は、LGYankeesのインディーズ時代に一番人気のあった母へのメッセージソング。この曲に対する絶対的な自信と、彼らの音楽へ大きな影響を与えたという小田和正への思いが、強く重なり合い、LGYankees自ら小田和正にフィーチャリングのオファーを直撃したという。

彼らの熱意・音楽性、そして歌詞の中に込められたメッセージ性に感動した小田和正の快諾を得て、大御所×HIPHOPという異色のスペシャル・コラボがここに実現したというわけだ。

LGYankeesのリーダーでありエグゼクティブ・プロデューサーでもあるHIROは、「歌いまわしは今まで小田さんが歌った曲の中で一番速いと思います」と、ラッパー視線のコメント。ちなみに、DVD付初回限定盤では、「Dear Mama feat.小田和正」のプロモーションビデオが収録されているが、かねてから親交のあった2008年ミス・インターナショナル日本代表の杉山恭子(kyoco)が「Dear Mama」の母親役(回想シーン)としてPVに友情出演しており、日常生活ではなかなか言えない子から母への感謝の気持ちを表現した感動作に仕上がっている。

LGYankeesのHIROは昔から小田和正の映画「いつかどこかで」を2回観にいくほどファンであり、音楽性も大好きという。小田和正の大学時代(東北大学)が仙台在住という点でも、仙台出身の彼らにとって、見えない絆を感じていたのだろう。今回のコラボの実現は、大きな喜びとともに、次への大きなステップを生み出すエネルギーとなったことだろう。
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