SANISAI、京都から季節感に溢れたフォークソングを

ツイート
SANISAI(サニサイ)というフォークソング・グループをご存知だろうか。彼らはコーラスユニットと自ら名乗り、京都を拠点として活動を続ける男2人、女1人の3人組だ。

2002年9月に往年の歌謡歌手・渚ゆう子の大ヒット曲「京都慕情」のカヴァーでインディーズデビュー後、シングル6枚、アルバム1枚をリリースし、地元京都でのヒットチャートの上位にランクイン。ライヴ活動として、神社仏閣や重要文化財で演奏するなど、京都ならではの活動を続けている。

コーラスユニットと名乗るだけあって、そのコーラスワークは重厚なのに新鮮でさわやか。メロディひとつひとつ、隅々まで神経の行き届いたコーラスアレンジで、楽曲の美しい流れを構築している。歌の雰囲気は、あくまで70年代の古き良きフォークを彷彿させる。男女比も同じ3人組のフォークバンドPPM(ピーター・ポール・アンド・マリー)を想像すれば、SANISAIの特徴をわかってもらいやすいだろう。

SANISAIは、2007年11月に「Live to sing」でメジャーデビュー。関西を中心にライヴを行いながら活動を続け、そして4月23日に6曲入りミニアルバム『三感四音』をリリースする。

空気の匂いや色を感じさせる季節感に溢れ、人間の飾らない素直な感情を素直な言葉にして歌ってくれている。そこには余分な装飾やあざとい仕掛けはない。基本的にアコースティックギターとピアノというシンプルなバックに乗せて、ケレン味のないメロディーと3人のコーラスワークが心に染み渡る。ノスタルジックな気分が広がるのを感じずにはいられない。そんな6曲を聞かせてくれるのだ。

彼らからメッセージが届いている。こんな3人組だ。興味の湧いた人はぜひぜひ聴いてみてほしい。

●3人からのメッセージはコチラ
https://www.barks.jp/watch/?id=1000021610
●ライヴ・インフォメーション
4月26日(土)FM802 HIRO T's MORNING JAM presents 『NEW BREEZE』
この記事をツイート

この記事の関連情報