ノエル、ジェイ・Zのヘッドライナーに物申す

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オアシスのノエル・ギャラガーが、今年のグラストンベリーのラインナップを非難した。同フェスティヴァルは今年、新たに若いオーディエンスを惹きつけるようとロック寄りだったこれまでの趣向を変えジェイ・Zをヘッドライナーに迎えた。が、ノエルはヒップホップ・アーティストがグラストンベリーのヘッドランを務めるなんて「間違ってる」と語った。

ノエルは、BBCにこう話した。「“壊れてないものは修理するな”だ。壊し始めるってんなら(これまでと違うことをし始めるのなら)、みんな行かなくなるだろうよ。悪いがな、ジェイ・Zだって? あり得ない。グラストンベリーはギター・ミュージックってキマリがあるだろ。俺は、グラストンベリーにヒップホップなんて許さねえよ。間違ってる」

例年にくらべ今年のチケットの売れ行きは芳しくなく、主催者は天候のせいだと弁明したが、ジェイ・Zに原因があるのではとの声も上がっていた。グラストンベリーではないが、やはりロック・ミュージック主体のレディング・フェスティヴァルでは'04年に50セントが登場した際、大量のボトルがステージに投げ込まれるなど激しいブーイングが巻き起こった。

今年のグラストンベリーのフル・ラインナップは5月1日に発表される。ジェイ・Z(2日目)だけでなく、同フェスらしいキングス・オブ・レオン(初日)、ザ・ヴァーヴ(最終日)のヘッドラインも用意されている。

ちなみに、ノエルはヒップホップを嫌っているわけではない。彼はDJシャドウの『Entroducing』を90年代のお気に入りのアルバムの1枚に挙げたこともある。

Ako Suzuki, London
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