松山ケンイチの主演で実写化が決まり、ますます人気が加熱している『デトロイト・メタル・シティ』(以下、DMC)。なんとその映画『DMC』に、KISSのジーン・シモンズが出演することが決定し、緊急来日した。

ジーン・シモンズの役どころは、松ケン演じるクラウザーさん(ヨハネ・クラウザーII世/根岸崇一)の最強の敵にして、数々の最凶伝説を残すデスメタル界のカリスマ、ジャック・イル・ダーク。

撮影は3月某日、お台場にあるZEPP TOKYOにて行なわれた。客席を埋めるDMCファンのエキストラは、ジャック役のジーンの登場に大興奮。ジーンは客席に向かって日本語で挨拶するなど、場内を盛り上げた。撮影は、映画用の曲「ファッキンガム宮殿」のライヴ・シーン、そしてDMCとの対決シーンが3日に分けて撮影された。

映画最大のクライマックスとなる、ジャック・イルダーク vs DMCの対バン・シーンはかなりな見ごたえあるものになりそうだ。

■ジーン・シモンズ コメント
――映画「DMC」出演のオファーがきた時の感想は?
 原作「DMC」をすぐに読ませてもらったよ。最高だよ。サイコーです!!
――初日の撮影はいかがでしたか?
 オレの演技はすばらしかった。地球を歩く神だからね、オレは。
――日本のエキストラの印象はいかがでしたか?
 美しい女の子ばかりに出会えて本当にうれしい。
――DMCのメンバーの印象は?
 一人一人が個性的で、オリジナリティーもあって、
それがこの映画がヒットする秘訣だと思うよ。
――アメリカでも「DMC」は通用しますか?
 俺が出演している限り、問題ないね。
――これからの日本でのハードな撮影への意気込みをお願いします。
 「KISS」ライブツアーに比べれば楽勝だよ。子供が乳を吸うぐらいにね。

■松山ケンイチ コメント
――ジーン・シモンズさんのことは以前からご存知でしたか?
 名前は知っていましたけれど、「KISS」の楽曲は今回はじめてちゃんと聞きました。
 ジーンさんはとにかく舌が長いんですよね。悔しいけれど舌に関しては負けたかもしれないですね(笑)
――3日間渡る、ジーン・シモンズさんとの撮影はいかがでしたか?
 最初、ジーンさんに日本語で「おはようございます!」って言われたんですよ。僕も負けちゃいけないなと思って「おはようございます!!」って言いましたよ。宣伝用のスチール撮影のときに、(撮影中にジーンさんの衣装を直さなければいけなくて撮影を一旦止めたとき)「ちょっと待ってねー」って言ったんで、何で「ちょっと」っていう単語を知ってるんだ!って思いましたね。日本語に対してこだわりを持ってるんだと思いました。 
――ジーンさんとは撮影本番以外でも対決されていたのでしょうか?
 お互い笑顔で接していましたが、その裏では熾烈な戦いが繰り広げていましたね。僕なんか「血」、流してますからね・・・・。それは僕の演奏シーンで弦が切れて血を流しただけなんですけど(笑)。 ――撮影の合間で固い握手をされていましたが?
 ジーンは僕の手の骨を折ろうとしてましたね。でも僕も負けてられないと思って、強く握り返したんですけどジーンの手が大きすぎて 力が入らないんですよね。だから僕の手には今、ヒビが入っていると思います。なんか調子悪いですもん。保険会社と相談しなければいけないですね(笑)。

KISSの代表曲のひとつ「デトロイト・ロック・シティ」と『デトロイト・メタル・シティ』という、 因縁浅からぬものがあるジーンの出演に、ますます期待が膨らむばかりだ。

映画『デトロイト・メタル・シティ』は、8月23日公開。

(C)2008「デトロイト・メタル・シティ」製作委員会