ライバルはジェロ?ムーディ勝山?歌謡界のダークホース、鼠先輩が鮮烈デビュー

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外国人演歌歌手、ジェロのヒットをはじめ、芸人ながら『紅白』出場も果たしたムーディ勝山の活躍など、いま俄かに盛り上がっている歌謡界に、新たなダークホースが登場する。

その名は、鼠先輩(ねずみせんぱい)、35歳。6月18日にユニバーサルミュージックから発売するデビュー・シングルのタイトルは「六本木~GIROPPON~」(読み方:ギロッポン)という、これまたベタな夜の匂いがする楽曲だ。

「六本木~GIROPPON~」は、先月4月9日から着うた(R)の配信をスタートしたところ、CD発売2ヶ月前にも関わらず、レコ直演歌・歌謡曲サイトのウィークリーチャートで10位を記録(4/23付)! 配信スタート日から2日間はデイリーチャート2位を記録。また、同曲はキャッチーなメロディとタイトルがウケて、その歌の舞台でもあるギロッポン(六本木)を中心とした繁華街の“一気コール”などに使用されたり宴会ソングとしてカラオケで唄われるなど局地的な盛り上がりをみせているという。

で、そんな気になる存在、鼠先輩の経歴がまた興味深い。

1973年4月5日生まれ。13歳から歌手を目指す。感情を込めて歌う練習を繰り返し続けた挙げ句、自分には感情があまりないことに気付く。高校中退後、本格的に音楽活動を開始。アルバイトをしながら歌謡曲中心のヴォーカル・スクールに通い、何故か「ザ・ブルーハーツ」のコピーバンドから活動を開始。のちに「スペルマギャング」と名づけられた、まったくもってナンセンスなバンドは、のちにBSヤングバトルに出場するも、「シャ乱Q」や「ピンク・サファイヤ」等と時期がかぶり、頭角を現さずして解散。幼くして芽生えた「歌謡歌手」の夢を懐き、別れた彼女を追うかのように、想い出と喜怒哀楽を故郷・岡山に捨て、20歳の時に上京。皿洗いや映像制作会社のADなど、数々のバイトをこなしながら、幾度となくライヴイベントに出演。そこで独特の歌唱スタイル、いまどき流行ることのない個性的ルックス、死んだ魚のような目などに深く可能性を感じた音楽プロデューサーの目に留まる。そして2008年鼠年、満を持してユニバーサルよりメジャーデビューが決定。

……完璧なまでのプロフィール……。ニーズに応えながらも“やらされてる感”剥き出しなキャラクターもスゴイぞ。4月28日からはオフィシャル・サイト(http://www.nezumisenpai.com/)にてPVの視聴が始まるのでチェックよろしく!


「六本木~GIROPPON~」鼠先輩
品番:UPCH-5544/定価:一二〇〇円(税込)
二〇〇八年六月十八日発売
1, 六本木~GIROPPON~
2, みずかけ論
3, 六本木~GIROPPON~ (オリジナルカラオケバージョン)
4, みずかけ論 (オリジナルカラオケバージョン)
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