コールドプレイ、メジャー・レーベルを楽しむ

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従来の方式にとらわれず、さまざまな方法で曲をリリースするミュージシャンが増えている中、コールドプレイはメジャー・レーベルと契約しているのを居心地よく感じているそうだ。レーベルを祖父母の家に例えている。

フロントマンのクリス・マーティンはロイター通信にこう話した。「メジャー・レーベルにいるのは、おじいちゃん、おばあちゃんの家に住んでいるようなものだ。みんな、いつか出て行かなきゃいけないのはわかってる。実際、そうするんだけど、俺たちは、おばあちゃん子みたいなものなんだ」

「インターネットがあるいま(メジャー・レーベルにいるのは)確かに、古くさいさ。でも、俺たち、一緒に働いてる連中が大好きなんだ」

彼は、新作を自分たちの手でリリースしたレディオヘッドや、プロモーションの時間を取らず、完成後直ちにアルバムをリリースしたラカンターズをリスペクトするものの、自分たちにはまだ契約があり、その間はこの立場をできる限り楽しみ有効に使いたいとポジティヴな発言をしている。

コールドプレイの4枚目のアルバム『Viva La Vida or Death And All His Friends』は来月12日(日本盤11日)発売。その後すぐに北米ツアーがスタート、サマー・ソニックで来日する。

Ako Suzuki, London
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