Superfly、堂々アルバムランキング1位

5月14日にリリースされ、発売日から爆発的にデイリー1位を継続してきた、待望の1stアルバム『Superfly』が、ぶっちぎりでオリコンアルバムランキング1位に輝いた。

まさしく皆が待ち望んだ作品、どこまでも伸びやかな声、ダイナミックな声量と繊細な息遣い、安定したその力量と小さな身体に秘められたロック・スピリットの輝きが、一気にスパークした瞬間だ。

ちなみに、これまでランキング1位を独走していたのは天下のマドンナ。破竹の勢いで2週連続1位を記録していた『ハード・キャンディー』を阻止するパワーは、並みの力量ではない。偶然が生んだ狭間でのラッキーな1位などではない、強豪をなぎ倒しての首位というところにこそ、この作品の持つ“力”と評価すべきポイントがある。

5月14日の代々木公園フリーライヴで7000人を集めた様子は既にお伝えしたとおりだが、5月18日（日）にインストアライヴを行なった新宿タワーレコードは、人が集まりすぎてパニック状態になるといった状況でもあり、非常に大きな流れが来ている状況だ。

一過性のものではなく、まだまだこの流れは続くだろう。記録も素晴らしいが、何よりアルバムの出来がいい。

いい作品は必ず売れる…それが健全な音楽の本来の姿であることを、『Superfly』はさりげなく実証してみせたのである。