マイケミ、ティーンエイジャーの自殺を語る

ポスト
13歳の少女が自殺したことで、間接的に責められているマイ・ケミカル・ロマンスが、遺族に対し弔辞を述べるとともに、バンドは“自殺反対”のスタンスであることを改めて表明した。英国、ケント州に在住していたハナ・ボンドが自殺した際、検視医は「エモ・ミュージックへの執着」が自殺の要因のひとつだったと発言していた。

バンドは、オフィシャル・サイト(Mychemicalromance.com)に以下のようなメッセージを掲載した。「ハナ・ボンドの死について知らされました。彼女の家族には、心からお悔やみを申し上げます」「マイ・ケミカル・ロマンスは常に、暴力反対、自殺反対のスタンスを表明しています。バンドとして、我々はファンに対し、安心感、支援、慰めを提供するのが使命だと考えています。アルバム『The Black Parade』のテーマ/メッセージは、希望と勇気です。我々の歌詞は、辛く苦しい時期を乗り越えられる強さを身に着けようというものです」「もしあなた、もしくは友人が鬱や自殺願望に直面しているならば、バンドは、その感情をポジティヴにとらえられる道を見つけるよう奨励します」

間接的にバンドが責められていることに抗議し、マイケミのファンは、今週末(5月31日)にロンドン市内でデモ行進することを計画している。1,000人近くのファンが集まるのではないかとみられている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報