MISIA、環境イベントライヴを開催

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5月26日(月)、横浜BLITZにてライヴ・イベント<MISIA Africa Benefit Live Yokohama>が行なわれた。このライヴは、MISIAが5月28日(水)から横浜で行なわれる「アフリカ開発会議」を前に、貧困、紛争や環境問題に直面するアフリカの現状を知ってもらおうとアクションするイベントとして開催。元々「ほっとけない世界の貧しさ」や「プロダクトRED」等の活動に参加しているMISIA。2007年4月にはアフリカ最大級のスラム「キベラスラム」を自ら訪れ、アフリカの大地を歩き、過酷な状況の中で暮らす多くの人々と接するなど、積極的に社会的活動を行なってきた。

会場となる横浜BLITZに集まった観客は超満員の1,700人。MISIAをこの規模の会場で見ることは中々できない数少ないチャンスだけに、この会場にファンは殺到した。

この日、早くも新曲「約束の翼」がライヴで初披露。この曲は5月31日より全国ロードショーがスタートする映画「僕の彼女はサイボーグ」(綾瀬はるか、小出恵介主演)の主題歌として、映画より一足早く5月28日(水)にリリースされるMISIA渾身のバラード・ソング。「Yes Forever」に続く3ヶ月連続リリースの第2弾目となるニューシングルだが、映画のTVCMでOAされていることもあって、観客はこの壮大な世界観にじっくりと聴き入っていた。

さらにスペシャル・ゲストとして、MISIAのメッセージに賛同した久保田利伸、ヴァイオリニストの川井郁子、ラッパーのMUROが登場。まさしくこのライヴでしか成しえない貴重なコラボレーションがそこに実現。久保田利伸とのコラボではボブ・マーリーの名曲「One Love」をカヴァーでデュエットするという垂涎のパフォーマンス。歌を通じて世界平和のメッセージを訴えた。

やはり、いつものライヴとは勝手が違うのか、曲間のMCでは、MISIA自ら世界が抱える問題について簡単な講義も披露する一面も。普段なかなか触れることの無いテーマだけにオーディエンスも熱い視線を向けていた。

この日はアンコールを含む全14曲を披露、集まったファンをパフォーマンスでも魅了し、環境について伝えたい事もきっちり伝えることのできた、有意義で意味のある素晴らしいライヴとなった。

<MISIA Africa Benefit Live Yokohama>
LIVE:MISIA
GUEST:久保田利伸 他 DJ:MURO
2008年5月26日(月)・27日(火) 開場 18:00 / 開演 19:00
会場:横浜BLITZ
主催企画制作:Africa Benefit Fest Yokohama
共催:横浜市
後援:外務省 / 国連開発計画(UNDP) / 財団法人 日本ユニセフ協会 / JICAアフリカ2008キャンペーン / (特活)ほっとけない 世界のまずしさ / 朝日新聞社 / tvk / J-WAVE / FMヨコハマ / FM NACK5 / BAY FM

人々の笑顔、音楽、自然、文化。
本当に必要なものが必要な人に渡り、
貧しい人をますます貧しくさせてしまう社会の仕組みが変わり、
いつか援助なんていらなくなって、
今よりも共に幸せに生きていける世の中になって欲しいです。

現実を踏まえての理想ではなく、
理想を踏まえての現実を見つめていける世の中であって欲しい。

私は歌うことでActionをしようと思います。
──2008/05/26 MISIA
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