ウィーザー、人気ロック漫画とコラボ

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▲GO-ON! (C)秋重学/小学館 週刊ヤングサンデー連載中
2008年6月、CDショップを訪れてみれば、人気コミック作家の描き下ろしイラストを使用した、異彩を放つ赤いポスターを目にするだろう。それこそが、6月4日にニュー・アルバム『ザ・レッド・アルバム』をリリースするウィーザーの宣伝ポスターだ。

2007年末、週刊ヤングサンデーで異色のロック漫画「GO-ON!」の新連載がスタートした。野球部のお荷物である高校生である主人公が同級生でもある憧れの女性から借りたウィーザーのファースト・アルバムを聴いて、覚醒、音楽を始めるというものだ。ストーリー上では、ウィーザーのアルバムが主人公と憧れの女性との関係で非常に重要な役割を果たすことになっている。

ポスターは、この2人がウィーザーの最新アルバム『ザ・レッド・アルバム』を仲良く聴いているオリジナル原画を使用したもの。もちろんウィーザーのお墨付きだ。

作家の秋重氏によると、ウィーザーはアシスタント時代によく聴いた思い入れのあるアーティストで、ロックの漫画を描く機会があればストーリーに絡ませたいと考えていたらしい。ウィーザーのフロントマン、リヴァースも既にコミックに目を通しており、とても好意的に受けとめているそうだ。

今後、ウィーザーと秋重氏と間でジャンルを超えたコラボレーションの続編もあるかもしれない。そもそも大の親日家の彼ら、ご存知のとおりリヴァースは2006年に日本人女性と結婚、「エル・スコルチョ」の歌詞にもあるが文字通りハーフ・ジャパニーズも誕生。クオモ家にとって日本は母国でもある。

また『ザ・レッド・アルバム』日本盤には特別なボーナス・トラックが収録されており、リヴァースたっての希望で、自分が好きなJ-POPを日本語でカヴァーするという、超サプライズ的楽曲が収められている。日本の文化&ファンに感謝と敬意を表したものとのこと。ウィーザー、ぐっじょぶ!

「(新作のレコーディングを終えて)こんなに興奮したことはないよ。ファンのみんなが待ち望んでいたようなアルバムになったはずさ。メンバー個人として、またバンド全体として、今までにないような挑戦をして、それを成し遂げたと思っているよ」── スコット・シュライナー
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