<VMAJ 2008>EXILE3冠受賞、マライア、ボノ、パリスらも登場

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国際規模の音楽授賞式<MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2008>(以下、VMAJ)が、5月31日にさいたまスーパーアリーナにて行なわれ、視聴者と一般投票によって選ばれた計16の一般部門と、特別部門3部門の受賞作品・受賞アーティストが発表された。今年はEXILEが【最優秀ビデオ賞】、【最優秀アルバム賞】、【最優秀カラオケソング賞】を受賞し、見事最多3冠に輝いた。

■授賞式、レッド・カーペットでの出演者たちの写真

授賞式は世界の歌姫、マライア・キャリーのゴージャスな歌声で幕を開けた。体のラインがハッキリとわかるほどピタッとした衣装を着たマライアは、ステージを練り歩きながら「ラヴィン・ユー・ロング・タイム」を高らかに歌い、ミニスカートから伸びる脚線美と抜群のスタイルが光るムチムチ・ボディで観客を魅了した。3冠を獲得したEXILEは、燃え上がる炎の中、「24karats feat. DOBERMAN INC(VMAJ Version)」を熱唱。キレのいいダンスと爽やかな歌声で会場を盛り上げた。

そのほか、シンプル・プラン、ファーギー、絢香、ネリーがライヴ・パフォーマンスを披露。自然と体がリズムをとってしまうほどキャッチーでポップな「ホエン・アイム・ゴーン」を演奏したシンプル・プラン、ブラック・アイド・ピーズの紅一点メンバーであり、ソロでも活躍するファーギーは、全米1位を獲得したソロ曲「ビッグ・ガールズ・ドント・クライ」を歌いながら観客を煽り、会場を興奮の渦に巻き込んだ。また、サプライズでORANGE RANGEが登場し、会場のテンションはさらに上昇。そして、怒涛の展開を見せる授賞式のラストを飾ったのは、ネリー&ファーギーによる「パーティー・ピープル」のライヴ・パフォーマンス。2人が同曲をテレビでパフォーマンスするのは、この日が世界初となった。

授賞式のMCを務めたのは、マジック界の革命児、セロ。衝撃のサプライズ満載の司会進行で、音楽イベントの常識を覆す未知のエンタテインメント空間へと観客を誘った。忘れてはいけないのが、開催直前に急遽出演が発表されたU2のボノ。彼ならではの熱のこもったメッセージを伝えた後、ボノ直々に指名したという小林武史と桜井和寿(Mr.Children)の2人を呼び込み、会場から大きな歓声が上がる中、特別賞【MTV Rock The World Award】を贈った。

また、アワードに欠かせないプレゼンターにも各界から多彩な顔ぶれが勢揃い。トップバッターで登場した小栗旬は、「僕はちょっと場違いかもしれないですが…楽しもうと思っているので、みなさんも楽しんで」と控えめに挨拶。小栗といえば、気になるのは同じくプレゼンターとして出演した熱愛中の山田優だが、この日は2人が揃ってステージに並ぶということはなく、黒いドレスをエレガントに着こなした彼女はしっかりとした口調で「みなさん楽しんでますか~!」と観客を煽り、【最優秀R&Bビデオ賞】の受賞者、安室奈美恵を呼び込んだ。

そのほか、真っ赤なドレスに身を包んだリア・ディゾンは、FUNKY MONKEY BABYSのメンバーと一緒に登場。異色の組み合わせながらも、ファンモンメンバーと共に日本語で挨拶し、キュートな笑顔で観客を魅了した。ひときわ大きな歓声が上がったのは、安室奈美恵と湘南乃風。存在そのものが素敵すぎるアムロちゃんに、すっかりノックアウトされてしまった人も多いのでは? 最後の締めくくりに相応しいプレゼンターは、やはりこの人、パリス・ヒルトン! 水色のフリルドレスをキュートに着こなし、お得意のパリス立ちとスマイルで会場を沸かせた。

MTVジャパンでは、当日の授賞式&レッド・カーペットの模様を再放送するほか、セレブリティたちのスタイルに迫ったファッション特集や、イベント舞台裏と豪華アフター・パーティーの様子を完全レポートしたメイキング番組など、関連特番の放送を予定している。放送スケジュール等の詳細は、MTVのウェブサイトをチェックしよう。

全19部門の各受賞者と受賞作品は以下の通り。

写真提供:MTV JAPAN

◆受賞作品一覧
<一般部門>
【最優秀男性アーティストビデオ賞】
Ne-Yo「Because of You」

【最優秀女性アーティストビデオ賞】
FERGIE「Big Girls Don't Cry」

【最優秀グループビデオ賞】
m-flo♥日之内エミ&Ryohei&Emyli&YOSHIKA&LISA「love comes and goes」

【最優秀新人アーティストビデオ賞】
秦 基博「鱗(うろこ)」

【最優秀ビデオ賞】
EXILE「I Believe」

【最優秀ロックビデオ賞】
RADWIMPS「オーダーメイド」

【最優秀ポップビデオ賞】
AVRIL LAVIGNE「Girlfriend」

【最優秀R&Bビデオ賞】
安室奈美恵「Hide&Seek」

【最優秀ヒップホップビデオ賞】
RIP SLYME「I・N・G」

【最優秀レゲエビデオ賞】
湘南乃風「睡蓮花」

【最優秀ダンスビデオ賞】
THE CHEMICAL BROTHERS「Do it Again」

【最優秀映画ビデオ賞】
宇多田ヒカル「“Beautiful World” from「ヱヴァンゲリオン新劇場版:序」」

【最優秀コラボレーションビデオ賞】
倖田來未「LAST ANGEL feat. 東方神起」

【最優秀アルバム賞】
EXILE『EXILE LOVE』

【最優秀buzzAsia賞(Best buzzAsia from Japan)】
AI「I'll Remember You」

【最優秀buzzAsia賞(Best buzzAsia from Korea)】
Cherry Filter「Feel It」

【最優秀buzzAsia賞(Best buzzAsia from Taiwan)】
Andy Lau「One」
※【最優秀buzzAsia賞】は、「from Japan」「from Korea」「from Taiwan」の3賞を合わせて1部門。

【最優秀カラオケソング賞】
EXILE「時の描片~トキノカケラ~」

<特別部門>
【MTVビデオ・ヴァンガード賞】
MARIAH CAREY

【MTVロック・ザ・ワールド賞】
小林武史&桜井和寿

【レッド・ホット・アワード】※イベント中の生投票により決定。
INFINITY16

MTVジャパン
http://www.mtvjapan.com/(PC&モバイル)
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