セックス・ピストルズ、セクハラで訴えられる

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セックス・ピストルズのフロントマン、ジョニー・ロットンが、女性を殴ったとして訴えられた。昨年、アメリカでリアリティ番組『Bodog Battle Of The Bands』を収録中に起きた出来事だという。

AP通信によると、番組のアシスタント・プロデューサーのロクサーヌ・デービスは昨年1月、彼女の用意したホテルが気に入らないとの理由でロットンから殴られたそうだ。刑事事件には発展しなかったものの、それでは気が済まないデービスはロットン(本名ジョン・ライドン)をセクハラと暴行のかどでLAの高等裁判所へ訴えたという。

別のメディアによると、デービスはまた、ロットンの振る舞いに対する苦情を無視したと、当時勤めていた会社Bodog Music Ltdをも訴えているという。

ロットンは『Bodog Battle Of The Bands』に審査員として出演。デービスは彼とマネージャーの滞在中の面倒を見るのが仕事だったという。E! Onlineによると、デービスは彼らがLAに到着する前の電話交渉の時点から、このマネージャーから“Bitch”呼ばわりされていたあげく、LAのホテルに到着した際には、2人の部屋が繋がっていないとの理由でロットンに顔を殴られたという。

ロットンの行為を会社に訴えたところ、ボスからは「そうやってクソのように扱われるために給料もらってるんだろ」と相手にされなかったそうだ。

現在のところ、ロットン側からはこの訴訟について何のコメントもなされていない。

Ako Suzuki, London
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