ザ・ヴァーヴ、グラストンベリー主催者に嫌味

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グラストンベリー・フェスティヴァル最終日のトリを飾ったザ・ヴァーヴは、パフォーマンス途中、フェス主催者にひと言嫌味を述べた。ザ・ヴァーヴは、主催者マイケル・イーヴィスの娘エミリーから出演を依頼されたらしいが、元締めマイケルはその選択に懐疑的だったと感じていたようだ。

フロントマンのリチャード・アシュクロフトは、ステージでこう話したという。「俺たちをグラストンベリーでプレイさせてくれたエミリー・イーヴィスに感謝したい。親父さんも彼女が俺たちを選んだ理由を理解してくれてるといいんだが。俺たちはキーンほどよくないんじゃないかってちょっと心配してたようだから」

何故、彼らがそう感じていたのかは不明だが、エミリー・イーヴィスは「誤解だ」と反論している。「私たち、何年もずっとヴァーヴのファンで、彼らが出演を了承してくれて大喜びしてたわ。どこからキーンが出てきたのかわからない。今年、キーンは全く候補に挙がってなかったから」

UKを代表するバンドでありながら、ザ・ヴァーヴがグラストンベリーでヘッドライナーを飾るのはこれが初めてのこと。前夜のジェイ・Zと対照的に、グラストンベリーらしい“ロックンロール”でフェスを閉めたという。

完全復帰を遂げたザ・ヴァーヴは、8月に11年ぶりのニュー・アルバム『Forth』をリリース(日本発売9月3日)。グラストンベリーに続き、サマーソニックでもヘッドライナーを飾る。

Ako Suzuki, London
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