フレーミング・リップス、新作は「レノン+デイビス+コンピューター」

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フレーミング・リップスは、2006年の『All War With The Mystics』に続く12枚目のアルバムを制作中だ。新作は「ジョン・レノンがマイルス・デイヴィスと一緒になってコンピューターを発見したような」感じだという。

とくにコンピューターの役割は重要らしい。フロントマンのウェイン・コインはBillboard.comにこう話している。「ときどき、俺とスティーヴ(・ドローズ/G & Dr)は曲の構造に飽き飽きすることがある。でもコンピューターが、それを“おお、こんなの考え付かなかった”って具合に変えてくれたりするんだ。そうこうしてるうちに、興奮してきて“何だこれ! かっこよくなるぞ!”なんて思う」

また「“イマジン”みたいなチューンを作りたいなんて思ったことなかったけど、偶然にも同じカテゴリーにあてはまってしまった曲がいくつかある。世の中に対する答えがこれだ、なんて思っちゃいないけど」と続けている。

しかし「穏やかながら狂気に向かいつつある」と自認する彼らだけに、一筋縄ではいかない「イマジン」となりそうだ。新作の詳細/リリース日は未定。

Ako Suzuki, London
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