ビータリカ、笑いを超えて感動の完成度

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先日、速報にてお伝えした、BEATLES meets METALLICA = BEATALLICA。チェックしましたか?

ビートルズの曲をメタリカ風にカヴァーする噂の4人組トリビュート・バンド、ビータリカのデビュー作『サージェント・ヘットフィールズ・モーターブレス・パブ・バンド』『オール・ユー・ニード・イズ・ブラッド(血こそすべて)』のリリースが近づくにつれ、妙な高揚感に襲われるのは、すでにちょいと冒されている証拠なのか?

とにかくそのサウンドが驚愕なわけだが、ひとつひとつの曲を紐解いてみると、
「Blackened」+「Back In The U.S.S.R.」⇒「Blackend the U.S.S.R.」
「Harvester Of Sorrow」+「Helter Skelter」 ⇒「Helvester Of Skelter」
「Leper Messiah」+「Lady Madonna」⇒「Leper Madonna」
「...And Justice For All」+「All My Loving」⇒「...And Justice For All My Loving」
…といった具合。最後の曲などは、まんまタイトルを足しただけ、曲はもちろん「All My Loving」の激早ヴァージョン…といった仕上がりだが、タイトルだけでも尋常じゃないこだわりのネーミングが続く。

楽曲自体もマッシュ・アップしており、例えば「Helvester Of Skelter」では「Helter Skelter」を基調にしながらも所々に「Harvester Of Sorrow」のリフが出現するなど、半端じゃないこだわりでアレンジされていることに気付く。

他にも「A Hard Days Night」のハードなヴァージョン「A Garage Dayz Nite」などなど、メタリカとビートルズを知っている人にとっては、両バンドへの愛情スパイスが大盛りに振りかけられたパロディ満載作品は、ニヤりを通り越して、もはや感動だ。

ちなみにビータリカ、もちろん4人組だが、メンバー名もニヤリ。

●ヴォーカル、作詞、作曲、リズムギター:Jaymz OH!NOOO! Lennfield
※James Hetfield + John Lennon
●リードギター:Grg Hammetson
※Kirk Hammetsic + George Harrison
●ベース:Kliff McBurtney
※Cliff Burton + Paul McCartney
●ドラムス:Ringo Larz
※Lars Ulrich + Ringo Starr

ちなみにインストゥルメンタル、編曲、作曲、リードギター担当の元メンバーは、Krk Hammetsonなのでした。アルバム発売は2作同時リリースで9月10日発売。んー、待ち遠しすぎる。

ビータリカ MySpace
http://www.myspace.com/beatallica
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