ロシア、エモを法律で禁じる?

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▲My Chemical Romance
若者にネガティヴな影響を与えていると、世界各国でエモに対する風当たりが強くなっているが、ロシアでは、エモの服装やサイトを法律で規制しようとの案が持ち上がったそうだ。

『Guardian』紙によると、先月ロシアの下院で、エモはうつや引きこもり、自殺を助長する“ティーンの間の危険な風潮”で、関連のサイトを厳しく規制するとともに、学校や政府の建物内でエモの服装を禁じるべきだとの提案が上がったという。

同法案は。エモを「黒やピンクの服にスタッドベルトを着用。マニキュアを塗り、耳や眉にピアスをし、黒髪で顔の半分が前髪で隠れている12~16歳」と描写しているそうだ。

当然のことながら、エモ・ファンはこれに猛反発。週末に抗議運動が行なわれたという。ロシアのエモ・バンドMAIOのメンバーは「心理的感情を表現するのは法で禁じられていない」との声明を発表。抗議者の1人は「どうして、服装や生き方によって自分を表現しちゃいけないの? 誰を傷つけるわけでもないのに」との反発の声を上げている。

立案者は、年内にも法律が制定されることを望んでいるという。

Ako Suzuki, London
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