ザ・ヴァーヴ、遂にサマソニに降臨

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2008年8月9日(土)、ザ・ヴァーヴがサマーソニック'08のヘッドライナーとして東京会場・千葉マリンスタジアムに登場した。90年代後半に世界ツアーを行ないながらも日本公演は実現せず、多くのファンが涙を飲んだ日本だったが、ついに我々の前に姿を現した。

▲写真:森リョータ
午後6時25分の定刻どおりにリチャード・アシュクロフト(ヴォーカル)、サイモン・ジョーンズ(ベース)、ニック・マッケイブ(ギター)、ピーター・サリスベリー(ドラム)の4人がステージに立ち、カリスマと呼ばれるリチャードの姿が大型スクリーンに大写しになると、この時を長年待っていたであろう多くのファンから大きな歓声が上がった。

◆ザ・ヴァーヴ、遂にサマソニに降臨 ~写真編~

「ディス・イズ・ミュージック」の大音響でスタートし、名曲の誉れ高い「ソネット」ではリチャードがアコースティック・ギターを持つ。英国ウィーガンで結成されたバンドを世界的存在にまで押し上げた1997年の代表曲「ビター・スウィート・シンフォニー」ではアリーナの観客が総立ちで両手を高く上げ、満員となった観客のヴォルテージは最高潮に達した。

フィナーレはすでにラジオでオンエアされている新曲「Love Is Noise」で、1時間強のステージを締めた。同日に幕張メッセでインタビューに応じたサイモンとニックによるとニュー・アルバム『FORTH~ 再生』は“驚きのサイケデリア”であるという。2008年を代表するロック・アルバム『FORTH~再生』は9月3日に登場する。新曲「Love Is Noise」は既に着うた(R)も配信中だ。

ザ・ヴァーヴ
<2008年8月9日 サマーソニック'08 千葉マリンスタジアム>
・This is Music
・Sonnet
・Space And Time
・Sit And Wonder *新曲
・Life Is Ocean
・Rolling People
・Drugs Don't Work
・Lucky Man
・Bittersweet Symphony
・Love Is Noise *新曲

◆EMIミュージック・ザ・ヴァーヴ・オフィシャルサイト
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