コールドプレイ、アリシア・キーズと共演、SMAPカヴァーも

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8月10日(日)、千葉マリンスタジアムでコールドプレイがサマーソニック'08の大トリとしてパフォーマンスを繰り広げた。

定刻を10分すぎた20時5分にステージに現れ、日本でのセールスが25万枚を突破した最新アルバム『美しき生命』の1曲目、「天然色の人生」でステージをスタート。ヴォーカルのクリス・マーティンは「6万人の日本人が見てるね、コンバンワ!」と日本語を交えながら観客を煽り、2008年の大ヒット曲となった「美しき生命(Viva La Vida)」や、代表曲の「イエロー」などを次々に披露した。

コンサート中盤では、SMAPの「世界に一つだけの花」を演奏。バンドはこの来日中にフジテレビ系「SMAP×SMAP」の収録に参加し、SMAPと共演を果たした。クリスがこの楽曲を大いに気に入り、前日の大阪公演とこの東京公演のセットリストに急遽組み込まれたものだ。さらにバンドは「ロスト!」の演奏を終えると、突如ステージを降り、アリーナの真ん中に設けられた特設ステージに移動し2曲を演奏、多くのファンが駆け寄り歓声を上げた。

コンサートのクライマックスは、クリス・マーティンが「サプライズ・パーティだよ。この惑星上でもっとも美しい女性を紹介しよう。僕の妻は除いてだけどね。アリシア・キーズ!」と、直前まで同じステージで演奏していたアリシア・キーズをステージに呼び込んだ場面だ。

アリシアとクリスが1台のピアノに並び、「クロックス」の美しいピアノ・リフレインはアリシアによって奏でられ、マリンスタジアムを大いに沸かせた。ニューアルバムのラストを飾る「生命の幻影(Death And All His Friends)」で締め、「 The Escapist」が流れる中、ステージを下りるバンドと入れ替わりに幕張の海に打ち上げ花火が上がり、1時間10分のショウは感動のフィナーレとなった。

同日、マリンスタジアム内で4人がインタビューに応じ、クリスは「サマーソニックに出られて光栄。またやりたいね」と語っている。

<サマーソニック'08 千葉マリンスタジアム>
2008年8月10日
・天然色の人生(Life In Technicolor)
・ヴァイオレット・ヒル
・イン・マイ・プレイス
・美しき生命(Viva La Vida)
・42
・フィックス・ユー
・Chinese Sleep Chant
・ゴッド・プット・ア・スマイル・アポン・ユア・フェイス
・スピード・オブ・サウンド
・世界に一つだけの花
・イエロー
・ロスト!
・サイエンティスト
・Death Will Never Conquer
・トーク(Remix)
・クロックス (With Alicia Keys)
・ラヴァーズ・イン・ジャパン
・生命の幻影
・The Escapist
写真:森リョータ
◆EMIミュージック・ジャパン・コールドプレイ・オフィシャルサイト
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