AC/DC、『BLACK ICE/ブラック・アイス』が最後か?

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▲『BLACK ICE/ブラック・アイス』のジャケットは3種類で発売になる模様。メイン・デザインは赤ロゴ・バージョン。
本日発表となった、AC/DC待望の新譜だが、更なる詳細をお届けしよう。

前作から約9年ぶり、15作目となる『BLACK ICE/ブラック・アイス』だが、日本盤は2008年10月22日発売、初回限定盤:3150円(税込 CD+ボーナスDVD)、通常盤:2520円(税込 CDのみ)の予定となっている。海外は10月20日に発売となるが、DVD付属の初回限定盤や通常盤のボーナストラックなどは日本盤のみの特典になる模様だ。

“ロックンロールは20世紀が生んだ最大の文化である”とはブライアン・ジョンソンのセリフだが、そのロックンロールを大陸のゆりかごでどでかくどでかく育んだバンドこそAC/DCである。どこを切ってもAC/DCという、金太郎飴のような彼らのロックンロールは、どれだけ年齢を重ねてもパワフルでエネルギッシュ。ランドセルを背負える50代のオヤジが、他にこの世のどこにいる?

…とはいえ、今作が9年ぶりという彼らのペースを考えると、もしかしたらこれが最後のオリジナルアルバムか…という懸念も。前作が2000年、前々作が1995年。順当に考えて、次に新作が発売されるのは約10年後。このときには、メンバー全員が60代以上だ。

来日もどうか。来日公演はこれまで3度のみだ。1981年2月日本青年館他、1982年6月武道館他、2001年2月横浜アリーナ他。新作『BLACK ICE』を引っさげて、彼らは大規模な世界ツアーを2008年10月末からスタートさせるが、現在は来日公演は未定。2009年に来日が決まれば約8年ぶりとなるが、これ
も最後の来日を覚悟をしておいたほうがよさそうだ。

北京オリンピック男子100m&200mで、奇跡の神足を見せ付けたウサイン・ボルト選手、そのニックネームはライトニングボルト(稲妻)。どうやら2008年は稲妻イヤーのようです。
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