mixiは全体の1/4、ケータイ小説は10代女性の半数が利用 ケータイコンテンツの実態調査

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ネットエイジアが「ケータイの利用コンテンツに関する実態調査」を実施し、15歳~39歳の携帯電話ユーザー444名の回答を集計した。

まず、「ワンセグ放送」「ケータイ小説」「ケータイコミック」「ケータイレディコミ」「アニメ動画」「アーティストのプロモーション動画」「投稿サイトの画像・動画」といったリッチコンテンツ中からよく利用しているものを複数回答してもらったところ、全体で最も利用されていたのが「ワンセグ放送」(26.1%)。次いで「投稿サイトの画像・動画」(23.4%)となった。


また、年代・男女別で見るとコンテンツ利用に差が出ている。10代女性では「ケータイ小説」が50.0%と半数。若い女性を中心に受けている「ケータイ小説」という実態が改めて明らかに。ちなみに10代男性は、「ワンセグ放送」との回答が36.2%でTOPとなっている。

ケータイでの利用者が伸びていると昨今報道されているmixiについては、「ケータイで利用している」が25.5%、「ケータイで利用していないがパソコンで利用している」が8.1%、「利用していないが知っている」が53.2%。利用も含めた認知率は、全体で86.7%となっている。今回の調査がケータイユーザーを対象にしたものであるということを差し引いても、PC利用者よりもケータイ利用者のほうが圧倒的に多いというのは興味深い。なお、「ケータイで利用している」割合を年代別に見ると、10代が25.8%(mixiは18歳未満は利用できないはずなので、18歳および19歳で)。20代が34.8%と高く、特に20歳~24歳に限ると45.3%という値になっている。

モバゲータウンについては「利用している」との回答が30.0%、「利用しないが知っている」が56.8%。認知率はmixiと同じ86.7%となった。年代別に利用者の比率を見ると、10代が42.3%、20代30.3%、30代が23.4%と、利用はやはり若年層中心のようだ。

最後にケータイの検索機能について。ケータイで検索サービスを利用しているという人は全体の89.6%。よく使う検索サービスのTOPはYahoo!モバイルで、回答者全体の63.1%。キャリア別で利用者の割合を見るとNTTドコモとauが6割弱だったのに対し、「Y!ボタン」も搭載されているソフトバンクユーザーの利用者は96.0%となった。

ネットエイジア
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