“聴くだけで涙が溢れてくる声”ジャスティン・ノヅカ、日本デビュー

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聴くだけで、涙が溢れてくる“声”がある。

カナダから、素晴らしいシンガー・ソングライターが登場した。彼の名前はジャスティン・ノヅカ。アート・スクールを卒業したばかりの19歳だ。

■ジャスティン・ノヅカ インタヴュー映像

1988年ニューヨークにて、アメリカ人の母と日本人の父の間に生まれたが、3歳のときに両親が離婚。その後、母の手で育てられた彼は、8歳のときにカナダはトロントに移住し、以後、カナダにて成長する。すでに音楽の仕事に携わっていた兄弟の影響もあり、12歳で曲を書き始め、徐々に才能を開花し始めるが、あるソングライター・ワークショップにてプロのアーティストに見いだされ、メジャー・レコード会社との契約を勧められたところ、「自分のレコードは自分自身で、自分の意思で作りたい」と、オファーを拒否。

こうして17歳のときにレコーディングされたデビュー・アルバム『HOLLY』は、カナダではマネージメント兼インディー・レーベル“Coalition Entertainment”(Simple Planのマネージメントでもある)より発売された。2007年にはイギリスを含むヨーロッパにて、Outcaste Recordingより紹介され、2008年4月には北米デビューした。

そしてこの夏、父の故郷であり、自身にとっても“心の故郷”である日本デビューに先駆け、“アーティスト”として初のプロモーション来日を果たし、<FUJI ROCK FESTIVAL '08>に出演。「僕の体には、日本の血が流れている。でもまだ、ぼくは日本を知らないんだ…」と語っていたジャスティンは、「少しずつ、日本を学んでいきたい」と、下北沢での日本人アーティストのイベントに飛び込み参加をするなど、積極的に日本人とのコミュニケーションにつとめた。

そんな彼の日本デビュー・アルバム『HOLLY~ホーリー~』が、9月17日にリリースされる。アルバムタイトルの『HOLLY』は、ジャスティンの母親の名前。離婚後、7人の子供(ジャスティンは6番目)を女手一つで育ててくれた母への感謝の気持ちを込めて、記念すべき1stアルバムに、その名前を用いたという。

19歳とは思えない歌声とたたずまいで、観る者を唸らせるジャスティン。リード・トラック「アフター・トゥナイト(After Tonight)」は、“2008年、最もロマンチックなナンバー”として特に好評で、パワープレイ/テーマソングが続々と決定している。

「日本と、日本の人々にすごく興味があるんだよ。まだ何も知らないし、日本語もしゃべれないけど、絶対知りたいんだ」

そう語るジャスティンは、9月29日で20歳を迎える。10月には再来日し、20歳になって初の日本でのライヴとなるショウケースを、10月27日に東京・原宿アストロホールにて行なう。「聴くだけで、涙が溢れてくる」と評される彼の歌声に、今後注目が集まりそうだ。

■「アフター・トゥナイト」PV視聴

デビュー・アルバム『HOLLY~ホーリー~』
TOCP-66822 2600円(税込)
2008年9月17日発売
・国内盤独自スペシャル・サックケース&ブックレット
・国内盤のみ、ボーナスDVD付属

<ジャスティン、一夜限りのアコースティック・ショウケース>
10月27日(月)@東京・原宿アストロホール
料金:前売 ¥3,900(税込・ドリンク別)
チケット発売:9月27日(土)各プレイガイドにて
[問]SMASH 03-3444-6751(smash-jpn.com / smash-mobile.com)
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